沼男は誰か？〜僕らの奇妙な日常〜

ダイニングで行われる第一回考察+動機大会 ページ15

地下の探索が終った後に
ダイニングに戻って少しゆっくりしてた
正直今もあの光景が頭の中でちらつく

ミミ「A？どうしたの？もしかして地下で何か見つけた？」

『いや？何も、大丈夫だよ』

ミミ「そう？無理はしないでね？」

『うん』

本当、ミミって心配性だな…
ミミも辛いだろうに…
そう思ってれば3人が戻ってきた

春「お疲れ〜」

平太「お疲れ」

黒沼「お疲れ…」

ミミ「お疲れ」

『お疲れ様です
なにか見つけました？』

春「一応良い物は見つけたけどね」

平太「救急セットみたいなやつならあったよ」

春「さっき太陽も怪我してたし
何があるか分からんからね」

あぁ〜まぁそうだな…
黒沼さんも更に怪我したらヤバそうだし

春「そっちは何かあったの？」

ミミ「っ…」

まぁミミは言いたくないよな…
話せる範囲で話すか…

『地下でなにかを燃やしてた…
藍美さんは失敗作を燃やしたとか』

ミミ「異臭も酷くて…」

春「まぁ大丈夫じゃない？」

ミミ「大丈夫じゃない？春？」

『おい春？』

酷くないか？

太陽「まぁとりあえず
なにもなくて良かったです」

はぁ、黒沼さん優しすぎて
少し癒しに思えてきたよ…

春「燃やされてるやつは何か見たの？」

っ…

ミミ「暗くて燃やされている物は分からなかったけど人じゃないって言ってたんだけど
悲鳴みたいなのが聞こえて」

春「その悲鳴は誰とか分かる？」

ミミ「何の声かは分からなかった」

春「失敗作を燃やしたって言っていたんだよね」

ミミ「えぇ。」

『そうだね』

3人はそういうことかと納得した様子で
僕らに説明して考察、動機を考える

説明されてやっと、わかった
多分だがあの燃やされてた人のような者は
藍美さんにはなれなかった者だろう

ミミ「そういえば階段を上がる時に言ってたような…確か、″私は違う私は違うんだ″って」

『多分、唯一の藍美さんになりたいんじゃないかな…』

黒沼「やっぱりそうですよね…」

平太「此処に集められたときも偽者って言葉にえらく反応してたしな」

春「作ったのは馬久留なんだよね」

黒沼「おそらく…この日記によればそうでしょう」

『となってくると…馬久留は逃走したから新しい藍美さんは出来ないってことだよね』

ミミ「また別のところでそういうことしてるかもしれないけど…」

黒沼「でもたしかまだ足りないものがあるって応接室で２人で話してる時に…」








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文字数…

屋根裏絶対何かあるやん！(正直行きたくねぇ)→←これ本当に何の話なんだ？

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