Xday ページ7
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「……ビル、でか」
お父さんをよしじいに託して
優衣に会いに、新幹線に揺られること1時間少し、東京へとやってきた
「…え、」
優衣から
「ごめんA!ちょっと仕事でトラブルで迎えに行けない。ごめん!」
と、連絡が入った
トラブル対応でお昼すぎくらいまでは帰れなさそうとのこと
つまり、私はこの広い東京に一人きりになってしまったわけだ
何が問題かと言うと、私が東京ど初心者ということだ
「…どうしよ、待ってなにこの信号……横断歩道一体いくつあるの、?」
周りは人が多いし、青信号が変わるのも早いし
歩く度に誰かにぶつかりそうになる
東京の人…怖い!
「……はぁ」
とりあえず落ち着ける場所を探して、カフェでも無いかなと歩くことにして
高いビルの並ぶ見慣れぬ街を歩いていた
「……え」
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じゅりが居なくなってもう3度目の冬が来た
一昨年も、昨年も、今年も
やっぱりあれ以来、じゅりが来ることはなかった
「Aごめん!一人で心細かったでしょ。本当にごめんね」
「と、東京って、す、、凄いね」
「あー!!ごめーーん!!!」
会うなり私に抱きつく優衣に
「冗談だよ」って笑っても、その目はまだ疑り深い
「このカフェ見つけてから、ずっとここにいたし」
「そっか」
「でもすごいね優衣。こんなところに住んでるんだ」
「うん。慣れれば結構便利だよ。美味しいご飯屋さんもいっぱいあるし。あ、でもAパパのそばには負けるけどね」
「ふふ、お父さん喜ぶよ」
この町はきっと、日本の最先端なんだと思う
私はあまり知らないけど
流行や情報なんか、きっとすぐに知ることが出来て
選挙カーも
あんなに人が集まって、盛大に行ってるんだ
「……」
「A?どうした?」
「……なんか、ね」
足が少しだけ、すくむ
怖い、という感覚だけじゃない
「……A」
優衣が私の背中に手を回してくれて
「大丈夫だよ」
なんて言っても、全然大丈夫な顔が出来なかった
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カフェにたどり着く前
私は1つのショーウィンドウに釘付けになった
そこに映る6人の男の人達
その中に、じゅりがいた
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もも(プロフ) - るなさん» 2人の幸せを願ってくださり、ありがとうございます。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました! (12月24日 15時) (
レス) @page16 id: f1fbacd12f (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - また離れるんかいな?早く結ばれて欲しい (12月24日 8時) (
レス) @page16 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2025年12月15日 22時


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