９６話目 ページ50
ASide
〜Aの小学生時代〜
僕とルナは幼稚園からの幼なじみ。
ルナは僕の家の事情をよくわかってくれて、相談にも乗ってくれたことがあったっけかな。
ずっと僕は、ルナとは友だち以上、恋人未満の関係でいられれば良いなと思っていた。
そもそもルナのことを恋愛対象で見ていたかと言われれば首を横に振ってしまう。
けど僕は、ルナのことが大好きだった。もちろん友情として。
昔から僕は思ったことは口に出してしまうタイプなので、ルナにもよく
「好きだよー」とか、言ってた気がする。
今考えてみれば、女の子からしたらその言葉は告白と同じ意味を持っていたのかもしれない。
それから、中学校に入学して数ヶ月。
ある日僕はルナに告白された。
ルナ「私ね、昔からAくんのことが好きだったの。だから、私と、付き合ってくれない？これからは、友だちじゃなくて、恋人として、あなたの隣にいたい。」
僕は驚いたね。
ずっと友だちだと思っていた女の子から告白されて、どうしたらいいかわからなくなっていた。
A「あの、ルナ。ゴメン。僕、ルナのとは恋人じゃなくて、友だちとして一緒にいたい。それに、今は恋愛よりも大切なものを見つけたから。」
そう答えるとルナはポロポロ涙をこぼし始めた。
ルナ「ウソつき、裏切り者！私のこと好きって言ったじゃん！」
泣きながら訴えてくるルナ。
正直、んなこと言われてもって感じだった。
そもそも僕はルナのことが恋愛的に好きだなんて言ったことなかったし。
その日から、ルナは狂い始めた。
僕にストーカー紛いなことをするようになったんだ。
僕が部活から帰ってくると、家の中にルナがいて、晩御飯を作ってたり、
お昼のお弁当のおかずをちょっととられたりと。
ホントに恋人たちがするようなことをルナはしてきたんだ。
時には強引にキスしてこようとしたときもあった。
それから僕はルナから距離を置くようになった。
中学３年生になる頃には、ルナとは一切しゃべらなくなっていた。
そしてそのままお互い別の高校に進み、僕はすとぷりに入った。
そして、今に至る。
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猫築かなめ - えっと、「ころんの弟は、天才ダンサーでした」は、消してしまったんですか？ (2020年11月15日 21時) (
レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
藍乃(プロフ) - あの、思ったんですけど、理性のベールを脱ぎ捨てるのはGoGo crazyじゃないですかね…？？ (2020年6月20日 16時) (レス) id: 5ba2df906e (このIDを非表示/違反報告)
RUNA - いつも応援してます！リクエストします！学パロがみたいです！不良物語とか……お願いします！ (2020年6月20日 15時) (レス) id: 748c2317a6 (このIDを非表示/違反報告)
眠ぅぅぅぅぅぃぃぃぃぃぃぃぃ - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2020年5月30日 1時) (レス) id: 9dc0f40c03 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2020年5月29日 18時) (レス) id: 6bf186c507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白猫 | 作成日時：2020年5月27日 8時
