私の存在価値

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・


Aside








？「あれっ、A？」



『え？…っ、』





お昼休憩も終わり、今から撮影場所に向かおうと部屋から出た時、ふと後ろから声が聞こえた。



聞いたことある声。



やな予感








『あぁ…やっぱり……』


翔吾「やっぱりってなんだ笑」


『しょごさんお久しぶりです。あと、色々ごめんなさい』


翔吾「ん、久しぶり。会いたかった〜！

MV撮影の時来てたらしいけど俺ポジション後ろすぎて全然見えんかったんだよね〜。笑

だから、あれだ、いっちゃんに叩かれた日以来だ」


『その節はほんっっとにすみませんでした…』



翔吾「ええよ別に笑 てか足痛そうやな〜」


『松葉杖にはもう慣れましたよ〜笑』


真剣佑「……ね、A、」








なんてしょごさんと話していればくいっと引かれた袖






翔吾「あれ？え！？わっ！！新田真剣佑さんだ！！」


真剣佑「初めてまして笑」


『あ、そっか、初対面か。

まっけんくん、しょごさんは同じグループの人だよ』


真剣佑「あっ！だからどっかで見たことあったんだ……んっ！？チア男子出てました…？」


翔吾「そうですそうです！！笑」


真剣佑「あー！！一致した！！」


『ははっ笑』


翔吾「あ、そういえばA最近壱馬と合ってる？」


『…なんで？』


翔吾「いや、最近リハで会いたいとかLINEが〜とかめっちゃ言ってるから笑
怒らせちゃうよ？壱馬は"彼氏"なのに！笑」


『………彼氏』








そっか、そうだ、知らないんだ。


だって昨日の事だもん。







真剣佑「すみません、Aちゃん、もう僕のものなんで」
















･


翔吾side





…………………ん？



今、新田さん何て言った？？







翔吾「……いやいやいやいや、Aの彼氏はかずm『っもうあの人とは、終わったんです』…っへ？」








驚いて新田さんからAに視線をずらせば、気まずそうな暗い顔。






真剣佑「メンバーの方なら、言っとく方がいいですよね。

僕、Aとお付き合いさせてもらってます。」


翔吾「…それは、恋人同士ってことの、お付き合い？」


真剣佑「はい、笑」


翔吾「………A、本気で言ってる？」


『、はい。ごめんなさい、急に…』


翔吾「でも壱馬、ずっと会いたいって、」


『時間無いんでこれで失礼します。』


翔吾「A！」


『まっけんくん、行こう』


真剣佑「うん、、じゃあ、これで、」

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