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龍友side
『え、何でですか』
玲於「はぁ?お前ボロボロだぞ?
踊れる身体じゃねぇの。」
『………ッでも、! はやく、戻りたいんです!』
玲於「Aの目に映るランペがどんなのかは知らねぇけど、
今お前がいなくてもランペはやってけるの。
むしろAがいなくても
グループのスキルは少し落ちたけど、個々のスキルは落ちてない。
そんなに今のランペに自分がいないと、って思う?」
『っ……わたしは、ただ踊る場所が欲しいだけで、』
玲於「それ仕事としてやってるグループに感じたらダメだろ。
踊る場所があれば何でもいいんだろ?
なら必死に働いてるとこに行くなよ」
……………まて。これは、アカンやつ?
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龍友「……ちょっっっと、1回、落ち着こか!」
『………』
玲於「、ごめん。」
急いで止めに入れば、バツが悪そうに俯いた玲於と、若干半泣きのA。
龍友「玲於は玲於で言いすぎやし、AはAで自分にフィルターかけすぎ。」
玲於「……すんません」
龍友「まぁ、そらぁ、なあ?
A倒れそうやもんな、気持ちは分かるで?
でも言葉の圧でねじ伏せたらアカン。
相手に伝わるように説得せぇ。」
玲於「、、はい」
龍友「で、A。
Aは、俺らGENEだったり、他のTRIBEメンバーからめちゃめちゃ大切にされてる。
だからこそ、今のAには、自分を大切に扱って欲しいと思てんねん。
だから今みたいに玲於は止めに来たやろ?
怖かっただろうけど、あのまま踊ってたら今度は確実に倒れてたと思う。」
『……』
龍友「大丈夫、まだ時間はあるから。
今はゆっくりしやんで?」
『……………はい。』
お互い納得したのか、2人が気まずそうに目を合わせ、ごめんなさい…、と言葉を交わす。
龍友「…っよし!ほなもう帰ろか
Aは今日徒歩で来たん?」
『いや、行きは車でしたけど、もう遅くて申し訳ないんで徒歩で帰ります』
玲於「…俺、A送ってくわ。」
『えっ、意外ですね』
玲於「うるせ」
龍友「夜道にA歩かせたくないもんなあ!
気持ちはわかるで玲於!!!!」
玲於「あ゙〜!!ほら三巴行くぞ!」
『っえ、あ、はい!!とりあえず玲於くん好きです!!』
玲於「黙れ」
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月23日 12時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
momomo2589(プロフ) - 番外編もっと読みたいです!!! (2020年12月1日 0時) (レス) id: 7496285d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏都 | 作成日時:2020年11月5日 20時