紅一点やらせてもろて 。3

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『もう動けるんだけどなあ』



壱馬「絶対そこから動くなよ」



『酷い！』



彰吾「Aはもっと自分大切にせんかい」



『してますよしっかり』



彰吾「その結果がこれじゃろ？

今のAには説得力皆無」



『……ごもっともです。』









よく倒れた人間1人と16人もこの部屋に入れたな、なんて思いながら無駄にモヤモヤしている気持ちを抑えてAさんを眺めていた。







…………多分、俺はまだ、













『働かせろー！！営業妨害ー！！！』



陸「頭響いたらダメだから叫ばないで！」



『ゴメンナサイ』









慎「……節穴…？」





…なんでこの人の事好きになってたんだろう。










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健太「ごめんね、気づけなくて」



『大丈夫ですよ〜』



健太「まあやらかすだろうとは思ってた」



『私から薬半分盗んでた甲斐ありましたね』



健太「安心して今から針ぶっ刺すから」



『むり！！！むり！！！！龍ちゃん！！！！！！』



龍「え！僕ですか！？？」



瑠唯「巻き込み事故だ (笑)」














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俺が今もずっと好きでも、そうじゃなくても

このモヤモヤは絶対消えないんだろうな。





あの2人の間には確実に俺たちとは違うものが既に出来てて、


あの人達は無駄に要領が良いからきっと俺たちに対しても見えない壁を作ってる。







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慎「……うざい」



昂秀「…誰が？」



慎「自分が」













ほんと、腹立つ。









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