私の個性に名前を与えてはいけません【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ7)

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えむぴー宿儺ページ7

Noside

伏「①の説明だが……まぁ、ぶっ飛んだ話になると魂に刻まれる力(・・・・・・・)だ」

上「た、タマシイ…？」

虎「だからこそ…産まれた時から呪術師は上と下が決まるんだったよな、伏黒」

個性と同じように術式は基本的には遺伝が関係してくる

ごく稀に遺伝関係なく術式がある時もあるが、そういう事態は呪術界隈では少ない

伏「そうだな。そこは個性と同じような感じと思ってくれて構わない」

切「そこは(・・・)って事はやっぱ個性と違うとこもあんのか…」

？「ケヒッ…呪力の事だろう？」

その場にいる九人は反射的に声の聞こえた虎杖の方を向く

虎「あ！こんにゃろーまた出て来やがったな！！」

虎杖は何故か自身の頬をかなり強めに叩く、と同時に叩いた手の甲に人の口が現れる

飯「ウッ！！」

？「ケヒヒッ…こんな面白そうな事をしていて俺を仲間外れにするとはもったいないぞ？」

見慣れている伏黒としては「(呪いの王って案外暇なのか…？)」と思ってしまうくらい久しく上機嫌な宿儺だった

伏「宿儺の方が詳しいだろうし、何かあったら五条先生(あの馬鹿)来るだろ。好きにさせとけ」

虎杖は渋々と叩こうとした手を止めた

宿「感謝するぞ伏黒恵、さて…呪力に関しての話だな」

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いつもの宿儺とは思えないくらいに丁寧な説明を話してくれる

障「なる程、呪力は術式を使う際に必要なエネルギーのような感じか」

宿「そうだ。げぇむでいう【えむぴー】に近いな」

平安時代から存在する呪いの王が、堂々と横文字を使う姿で虎杖はちょっと笑いそうになった

轟「んで術式はMPを消費する技ってことか」

宿「そうだ。呪力だけでもどうにかなるものはあるが、術式がある事によって更に強くなる」

そういう宿儺が宿っている虎杖は術式は使えない、だが虎杖は呪力を使って戦闘する

正確には宿儺の呪力を借りているような状態で戦っている

通常なら宿儺の呪力に耐えられなくなるか、普通に実力不足で呪霊に殺されるかの二択

しかし虎杖は生まれ付き身体能力が高いという強みがある事によって、事なきを得ているのだ

宿「術式や呪力以外だと、天与呪縛と呪具だ」

五「そうそう！天与呪縛と呪具の事は話して無かったね！！」

………

虎・切・上・緑「「「「ぎゃあああ！！！」」」」

五「そんな驚かなくても良くない？」

突然五条は現れ、会話に混じり…宿儺の口におしゃぶりを付けて静かにさせた