私の個性に名前を与えてはいけません【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ25)

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自業自得な一族の話ページ25

五条悟side

過去に宿儺の器として悠仁を閉じ込めた地下に、急いで駆け込む

本当にマズいな

焦凍・勝己・出久・ホークス・僕の全員が地下に入ったのを確認して、扉を施錠した

ホ「んで…状況説明とやらはいつされるんです？」

「！あぁごめんごめん…説明するから、皆適当に座って」

各自部屋の適当な所に座ったのを確認して、話を始めた

「始まりは山奥にあった処刑所を使わないからと、ある一族が代行して壊した事が…全ての始まりなんだ」

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かなり昔から使っていたと思われる処刑所を解体した、何ヶ月か後にね…ある依頼が一族に届いた

「ある男を殺して欲しい」ってね

一族は別にそういう業者になったつもりは無かったが、報酬に釣られて承諾した

結果は上手くいった

一族は自分達の所持している山奥で、男を殺して…依頼を達成した

でも…遺体の処理に困って、適当に処刑所後に穴を掘って底に遺体を埋めた

翌日以降も一族は依頼を受けた

そして…殺す度に処刑所後に遺体を埋めた

掘り返すのが面倒になった一族は、穴を掘って…穴を人が這い上がれない程に深く広くした

段々と一族は諸事情(・・・)でいらなくなった人を殺す事で、生計を立てていった

すると…いつも遺体廃棄していた処刑所後の穴に異常な化け物がいる事に一族は気付いた

人間の体に寄生する、化け物

一族は怖がって穴を拡張はしたが、化け物が一族にとって都合が良かったので放置したのだ

それが、全ての始まり

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緑「…その化け物とAさんに何の関係が？」

「Aは、さっきの話に出て来た一族の生き残り。そして…当時は一族に煙たがられていた」

その言葉で察したのか、僕以外の顔色が悪い

爆「まさか……アイツ…」

「うん、そのまさか。案の定Aは穴に突き落とされた、だけど…何とか落ちずにすんだ」

どうして(・・・・)穴に落ちずに済んだのかは、言ってくれないけどね

「そんときに、変な力に目覚めちゃったみたいでね。厄介な事に…個性(・・)とも術式(・・)とも言えない異質な力で、人を殺しかねない力。とてもじゃないけど表の世界(ヒーロー社会)だと受け入れられない力だから、裏の世界(こっち)側で引き取ったのさ」

轟「…制御とか、出来ねぇのか？」

それが、出来たら…どれだけいいか