私の個性に名前を与えてはいけません【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ3)

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絶対に誰か破るよね、プリントページ3

緑谷出久side
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結局、相澤先生の言葉に踊らされた僕達は合宿選別当日まで待つ事しか出来なかった

そして、今日が合宿選別の日…

相「合宿選別の結果を発表する」

相澤先生は合宿の内容が印刷されたプリントを裏にして配った

珍しく、相澤先生が皆の席を回る形で配ったプリント数枚はまぁまぁ厚かった

相「今から合宿選別で選ばれた生徒は、配ったプリントを持って寮へ急げ」

…へ？

相「必要な物はプリントを見て確認してくれ」

色々と困惑気味ではあったが、止める隙もなく相澤先生が喋りだす

相「えー…まず、爆豪」

爆「ハァ！！？？」

かっちゃんが明らかに反抗の声をあげるが、相澤先生は聞く耳を持たないかのように無視しているのを見て…大きく舌打ちをして寮に走って行った

どういう事だろうか…確かに「学力等関係なく選別される」って言ってたけど、仮免試験に落ちた落ちてないも関係ないのかな

相「次、轟」

轟「あ、はい」

轟君が呼ばれたって事は、やっぱり仮免試験は関係なさそう…

相「次、上鳴」

上「ゥェイ！！？？」

上鳴君のあの声、初めて聞いたな(汗)

相「次、飯田」

飯「っはい！！」

飯田君は持ち前の脚力で寮へ走っ……ては行かなかった

相「次、切島」

切「は、はい！」

後、三人

相「次、常闇」

常「りょ、了解した」

後、二人

相「次、障子」

障「……(汗)」

後、一人

相「最後、緑谷」

「ひゃい！！」

え、え？

僕？？

てっきり選ばれないと思ってた！！！

仮免試験が関係ないなら一体何を基準にして選別しているのだろうか？もしかして体育祭？でもそんな重要な事を相澤先生が伝え損ねるだろうか……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

麗「…、…君………デク君！前！相澤先生、見て！！」

「はっ……すみません！！！」

麗日さんの声で相澤先生に寮に急ぐように言われていた事を思い出し、寮へと走った

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「ごめん！…遅れたァ↑！！？？」

寮の入口を開いた瞬間、目の前に広がる地獄絵図

爆「…っんだよコレ！馬鹿にしてんのか！！」

かっちゃんが容赦なく、プリントを爆破する

轟「…？何だコレ、【ちn」

「轟君それ以上はいけない！！！」

咄嗟に轟君の口を手で塞いで、発言をストップさせる

とにかく…皆、色々と困っているようだ

僕も急いで準備しないと…

足を少しズラした所には、一枚のプリント

良く見ると

「え…、これ……かっちゃんのプリント？」