私の大好きな お菓子が人間化したんだけど……

お菓子 10 ページ11

『めんどくせぇな...みたいな顔をせずに早く話してくださいよ』

「何故、俺達がお菓子になったかというと神様にお願いしたからだ」

『神様？』

「そうだ」

「やはり神は僕みたいに輝いていたよ」

突如、プリッツが入ってくる

「入ってくんな」

ポッキーがプリッツを叩く


なんか...すげぇな。

「おい、聞いてんのか？」

『あ、聞いてませんですた』

「いや、お前じゃない」

『えっ』

じゃあ誰やねん

「え、あ、ごめん、聞いてなかった」

なんだ...モルモットさんに言ってたんだ

「何をしていた？」

ポッキーが看守みたいに目を光らせて聞いている

「バレンタインのチョコを見てました」

『お菓子もチョコをあげたいとか考えるんですね』

「か、勘違いすんなよ？別に美味しそうって見てただけであげるとか思ってねぇからな！！」

コチラに指をさしながらでかい声で否定する、モルモットさんトッポ

ツンデレなのかな？と思いながらポッキーさんの方を見た

「んっ？」

どうした？みたいな目でこちらを見てくる

『いや、早く話してくださいよ』

「あぁ、すまそ」

「ちょっと鏡を見てきてもいいかい？」

『部屋から出て右の玄関に鏡があると思います』

「すまない、行ってくる」

プリッツ？(で合ってるっけ？)が部屋から出ていった

「ゴホン」

明らかに口で咳をしたよね？

「話を続けるぞ」

『どうぞ』

「・・・何処まで話した？」

『覚えてないんかい！』

私はすかさず、ツッコミを入れる

「神様に人間にしてもらったって所まで話しましたよ」

トッポ？(どっちがプリッツでどっちがポッキーか忘れた)がポッキーに教えている

「あぁ、そうか」

『はい』

私も正直、何処まで話したか覚えていなかったがトッポ？が教えてくれたお陰で思い出した

「じゃあ、話すぞ...」

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