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ページ31

「ああ〜
ホントにステキなプレゼントだった
ありがとう…」

「実はさ 雅紀
これ にのの発案なんだ」

「にのちゃんの…?」



タネあかしはこうです

まぁくんがサンタになると聞いたにのちゃん
まずは マネージャーを抱き込みます

「まぁくんに コンサート会場でも
サンタになって
みんなにサプライズしようって
持ちかけてください
そういうの
絶対のってくるヒトなんで
そしたら……」

まぁくんはたいてい
何か配りたくなっちゃうので
ま そこは自腹で用意してもらいましょう

プレゼントはまぁくんが
選んだチョコレート

でも 当然まぁくんに
買いに行くようなひまはありません

そこで
再び マネージャーの出番


まぁくんのチョコと

サプライズ用のライト

プレゼントを受け取ったら
サプライズのために
ステージ前の客席に集合する事
という指令書

この3つを
ワンパッケージに包んでもらい

サンタの袋に用意してもらう


あとはサンタ自ら みんなに配って
サプライズ完了


「すごいねぇ にのちゃん
全然 気が付かなかったなぁ
でもさ プレゼント渡しながら
みんなの笑顔が見られて
幸せだった〜」

みんなの 笑顔を思い出して
ついニヤニヤとしてしまう雅紀サンタ

「でしょ?
そこも込みで誕生日プレゼントですから」

ニヤリと笑うにのちゃん

「え?」

にのちゃんの顔をまじまじ見つめる

「なんかさぁ〜…」

ちょと口が つんととんがってしまう雅紀サンタ

「おれの行動 ぜぇんぶ
見すかされてるみたいだ」

少しばかり拗ねているようです

「それだけの長い時間と
絆があるんじゃねえの?
なぁ にの
ねぇ 相葉ちゃん」

ふんわりとした大ちゃんの
言葉と笑顔
雅紀サンタのとがっていたくちは
引っ込み
口角がキュッと上がると
大きくうなずきました

「そうだね 大ちゃん
ありがとね にのちゃん」

雅紀サンタの
優しい 優しい 笑顔が
にのちゃんに向けられます

「ふ ふんっ
あなたが喜べば それでいいんですっ」

耳まで真っ赤になって
ふんと そっぽを向きました

「にの さ
もうちょっと
まーに素直になればいいのに」

「にの の
そういうとこ
かわいいよ な 雅紀」


雅紀サンタはにのちゃんを
ぎゅうっと抱きしめました

続いて 翔ちゃん 潤くん 大ちゃんと
抱きしめました

そして もう一度
五人でぎゅうっと抱き合いました

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作者名:43 | 作成日時:2018年11月17日 10時

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