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松本「はい。だから、初めの頃は正直イライラすることが多かったんです。
………相葉くんに。
何で綺麗な正五角形を目指さないんだって。
だけど回を重ねるごとに相葉くんのデコボコ五角形を楽しみにしてる人が、待ってる人がいるんだってわかってきて……。
それに、彼は当然正五角形を目指してない訳じゃない、真剣にそこに向かってるからこそ魅力的でいびつな五角形が生まれ、綺麗な正五角形も生まれてくるんだなって。」
櫻井「ライブの造り方も変わってきた？」
松本「はい。」
櫻井「正五角形にこだわる事をやめたんですか？」
松本「いいえ。ライブはやっぱり正五角形を目標にやっています。」
櫻井「え？」
松本「僕の五角形の中に五人を納めようとするのをやめました。五つの五角形のパズルをひとつづつ合わせていく。そのパズルが完成したとき綺麗な正五角形が出来上がっている。
そんな風に今はライブに取り組んでいます。」
櫻井「……なんか、潤君いつもありがとね。」
松本「なんスカ？翔さん突然(笑)」
櫻井「話し聞いてたら、感謝が溢れてきちゃってお礼いわずにはいられなくなっちゃった。」
松本「あ、ありがとうございます……。」
櫻井「今回のライブももうすぐだけど、進行具合はどんな感じ？」
松本「セットリストもさることながら衣装も決まってないんすよ。」
櫻井「…そうなんだよ。大変なんだよ松本潤は。分かったか？」
松本「え？翔さん？」
櫻井「分かったか？」
松本「……分かったか、っていってます？」
櫻井「間に合わねぇぞ。」
松本「ヤべぇぞ。いいのか？本番はじまるぞ。」
櫻井「分かってんのか？」
松本「出来てねえんだよ。」
櫻井「素敵な正五角形みんなで模索中なんだよ！」
松本「待ってろ、美少女戦士達！って何これ？(笑)」
櫻井「……すまん。興奮して訳わからんくなった。」
松本「それ、誰かみたいっすね。」
櫻井「でも、誰かみたいにミラクルはなかなかおきてくんないな(笑)。」
松本「そりゃ彼は
ミラクルの神様に愛され”No.1”の
スーパーアイドル相葉ちゃんですから(笑)。」
後半、私取り乱しまして失礼致しました。
自分にとって譲れないものというのは誰しもあるでしょう。ただ、そこで自分にしかわからないからと頑なに他の道を拒否するのか。いくつもの選択肢を取り入れながら、譲れないものへ向かって更にパワーアップしていくのか。
あなたは、どう考えますか？
次回は二宮和也さんです。お楽しみに！
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作者名：43 | 作成日時：2018年11月17日 10時
