・ ページ25
.
.
『 章ちゃんおはよ〜 』
安田「 今日の服装ええなぁ、似合っとる 」
『 うそ、ありがとう 』
.
.
寒くないように、と常に温度を気にしてくれてブランケットを渡してくれる章ちゃん。
車内はいつも綺麗に片付けてあってあたしが好きだと言っていた音楽が流れている。
こーいう人をモテる、というんだろうなぁ。
.
.
『 っうわ、ぜんぶ美味しそう…！ 』
安田「 A絶対このエビのパスタ、好きやで 」
『 うん、今それにしようとしてた(笑) 』
安田「 やっぱりな(笑) 頼むで 」
.
.
『 あ、あたしちょっと御手洗いってくる 』
安田「 はーい 」
.
.
リップを塗り直しながら考えるのは章ちゃんのことと、忠義のこと。
どっちもこのままにしておくなんてそんなのはできない、わかってるんだけれど。
一息ため息をついてから席に戻ろうとすると、遠くから見てもわかる女の子二人組の姿。
勿論、女の子二人は章ちゃんに話しかけていて。
.
.
あれ、まって、
なんであたし、章ちゃんと女の子二人が話してるのを見てるだけで傷ついているんだろう。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2063人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく | 作成日時：2019年2月21日 22時
