universeの彼女と彼等 4 ページ30
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XM「あれ？なんか2人の息がぴったりだね」
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猫目を見開いて驚くオッパに私は微笑み返す
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SE「A〜！ストロベリーサンデーも注文とったから作っといて」
『ん〜了解』
元々自分が他のお客様から承ったメロンパフェを作っていた私は、セフンが注文されたサンデーも同時進行で作り上げる
そして私が作ったものをセフンがすかさずシルバー(銀食器)と共に提供しに行った
XM「わぁ、いいコンビだね」
これならいつでも俺は辞められそうだ、なんて嬉しそうに笑うオッパは私が初めて出勤した日にかけてくれた言葉を言ってくれた
XM「Aはいつも通りでいいんだよ」
俺よりも、セフンの方がいつものAを引き出す力があるみたいだね
なんて言って、私の肩を叩く
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今までuniverseにいるときは
お腹に石が積み重なっていたようだったのに
オッパの言葉にスッと軽くなったような気がした
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XM「なにニヤニヤしてるの？」
『……ちょっと昔を思い出してたの』
あの頃より、少しだけ髪色の明るいオッパが不思議そうに首をかしげる
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SE「客にビビりすぎなんだよ」
『……そりゃ、ビビるに決まってるでしょ』
缶コーヒーを握りしめる
SE「失敗してもいいんだよ、俺だってバレてないだけで沢山失敗してるし……失敗したってミンソギヒョンも店長も副店長も居る」
思いのほか優しい声がかけられて、
缶コーヒーを握りしめる力が緩んだ
SE「アンタの作るデザートは、綺麗だし、いつも美味いよ」
『あんなの誰が作っても同じだって』
SE「…………俺は、接客はできるけどパフェだとかああいうのを作るのは無理」
俯いていた私は、そんな意外な言葉に顔を上げた
SE「まかないで食べたアンタの作ったチョコレートサンデー、美味かったよ……自分で作ったのとは見た目も、なぜか味だって違った」
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『……ねぇ、やっぱり慰めてるでしょ』
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恥ずかしくなった私は意地で睨みつけると
SE「アンタが元気になるなら何度でも慰めてやるよㅋㅋㅋ」
と憎たらしいほど綺麗に微笑んだ
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ユウ(プロフ) - ゆーかさん» ありがとうございます！！頑張って更新させていただきます！！！ (2018年4月19日 7時) (
レス) id: 9de56f798b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか - この小説好きです！更新楽しみに待ってます！ (2018年4月18日 20時) (レス) id: 987a381ab3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ 3rd(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます！！温かい反応が頂けて安心しました！亀更新といいながらしばらくは毎日更新するつもりです！これからもよろしくお願いします！！ (2018年4月17日 18時) (レス) id: 9de56f798b (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年4月17日 9時) (レス) id: b305d9b979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ x他2人 | 作成日時：2018年4月14日 0時
