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14 . いつの間にか ページ14
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あの日からちょっとでも末澤くんに 可愛い って思ってもらえるように努力をした。
髪を巻いてみたり
香水つけてみたり...
でもことごとく失敗に終わった。
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いつもと同じように休み時間に末澤くんのクラスを覗いてみた。
(あれ、誰もいない
あ、末澤くんのクラス体育か...)
そうだ、制服畳んじゃおう なんて。
「私が畳んだなんて気づかないだろうけど
いいや、別に」
私にできることはこれくらいしかないから
・
『今日、俺の制服畳んでくれたのAさんやろ？』
「え、わかっちゃった？」
『分かるで、そんなん笑
ありがとうな』
末澤くんはちゃんと気づいてくれた
その時自分の気持ちが分かった
私がしているのは ''片想いごっこ'' では無い。
本気の '' 片想い'' だ。
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作者名：ぴぴぴのなーちゃ | 作成日時：2020年5月23日 15時
