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そんな自分自身にちょっと呆れを感じつつ
君の手を取って、俺は、あるところへ連れていく
「え、ねぇ、やだ、!」
標「行くよ、A」
「無理無理、!本当にここだけは!」
全力で拒否するAの腕をひいて
俺は、薄暗い建物に入っていった
「ねぇ、標…」
標「ん?」
「私がオバケ嫌いなの知ってるでしょ、?」
標「うん。あと水と雷が苦手なのも。」
「じゃあ、なんで、!」
まだ入ったばっかりなのに
もう既に涙目でこちらを見つめる彼女へ
Aがキャラクターばっかり見てたから
という文章を
標「なんとなく」
俺は、無理やり5文字に変換させた
一歩一歩、中に進むにつれて
君の、俺の手を握る力はどんどん強くなっていく
「やだ、!」
「本当に、無理!!」
怖い置物へ、
避けるかのように俺の方へ近寄るA
「きゃー!」
そして、いきなり出てきた人形に
反射的に俺の胸の中にすっぽり埋まると
「ごめ、」
俺のTシャツを掴みながら、
涙を浮かべつつ上目遣いで俺を見つめた
標「いいよ。このまま行こ、」
あまりこういうことは言わないけど。
お化け屋敷、
最高かもしれない、。
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みく(プロフ) - ん?あんずさんは、1歳?なのによく小説かけたね。そういう事じゃないのかな (2020年1月20日 18時) (レス) id: e098bf8f94 (このIDを非表示/違反報告)
はなか - 那須くんのお話が大好きです!!!続編もっと見たいなって思いました!これからも頑張ってください! (2019年9月2日 23時) (レス) id: c0a65210c3 (このIDを非表示/違反報告)
ばぶりゅ - 標くんのお話、とっても大好きだったので もう嬉しすぎて嬉しすぎて びっくりしました!あんずさんの描くお話 とっても私好みで 担当じゃない瑞稀くんや那須くんの話もすべて読ませていただいてます!(笑)これからも更新楽しみにしてます 。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 3c9c6f462f (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 清良さん» ありがとうございます!!一番だなんて……!!嬉しすぎます、ありがとうございます!!ニヤニヤしてもらえて嬉しいです(笑)こちらこそ、これからもよろしくお願いします!! (2019年7月19日 23時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
清良(プロフ) - 一周年おめでとうございます!!あんずさんは一番好きな作者さんです!ひとりでにやけながら読んでました!これからも素敵なお話待ってます! (2019年7月19日 6時) (レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんず | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akko010716&scr=novel/321576798...
作成日時:2019年7月16日 20時