雪柱は頑張るようです。 (ページ6)

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その後は何事もなく、お手伝いは終了した。

工藤新一…いや、江戸川コナンはこちらをチラチラ見ていたが、話しかけて来ることはなかった。

『賢そうな少年でしたね。さすが高校生探偵です。』

やはり有名ということはそれ程の実力があるのでしょう。

その時、

「ｶｧｧ風花A!!北北西街二鬼ガ出現シタ!!直チニ向カエ!!」

鎹鴉の吹雪(ふぶき)がやってきた。

『任務ですか。ありがとうございます吹雪。行きましょう』

そう言い北北西の町に向かった。

＿＿＿

『ここですね。』

そこは荒れ果てた町だった。

人気もなく、物騒な気配。

「A!!東二向カエ!!」

東の方から鬼の気配がしますね…。しかし十二鬼月ではないですね。これなら被害は最小限に抑えられます。

『行きましょう、吹雪。』

東＿＿＿

『いましたね。』

そこには手が八本あり、人間離れした容姿の鬼が居た。

鬼「オォ？久しぶりの人間だなぁ～？」

やはり、この鬼がこの町の人々を食い荒らしていたんですね。

『初めして。今日は"月が綺麗ですね"。』

鬼「アァ？月？んな事より、お前を食えば俺は十二鬼月になれル!!直感で分かった…!!今すぐお前を食ってやる」

やはり、、この鬼は強くなる為に人間を喰っていたのですね。

『それより、貴方は何人人を殺しましたか？』

僕の感では30人は超えてますね。

鬼「…よっ4人だよ」

『嘘ですね。30人は喰っているでしょう？』

鬼「うっうるさい!!お前もアイツらと同じように殺してやるよ!!」

すると、その鬼は血鬼術を使ってきた。

『うわぁー!!素晴らしいですね！』

僕が居た所に、大きなくぼみができていた。

鬼「なっ何?!俺の血鬼術を避けるなんて…」

『今の血鬼術素晴らしかったです!!これなら50人は喰っていますね？』

これ程までに素晴らしい血鬼術なら、それ以上喰っている可能性もあります。

『非常に素晴らしいですが、、僕も反撃させて頂きますね？』

そう言い日輪刀を抜いた。

『雪の呼吸弐の型俄雪』
(ﾕｷﾉｺｷｭｳﾆﾉｶﾀﾆﾜｶﾕｷ)

呼吸を放つと鬼の動きが動かなくなった。

鬼「なっ何故だ!!体が!!」

『ﾌﾌｯこの技は相手の動きを止めることができるんですよ？』

『貴方の首は呼吸を使わなくても斬れますね。』

そう言い鬼の首を斬った。