゜:。* ゜. 届いて ゜:。* ゜.

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気持ちに気付いてからは2人の存在が

余計に目についてしまうようになった

お客さんが絶えず入ってくるうちのクラス

着ぐるみカフェなんて可愛らしい出し物

ミニオン姿の2人が目に映る

カップルじゃん、、

こんなに賑やかで楽しいはずの文化祭なのに

着ぐるみを着たままベランダの柵に寄りかかる

　
　

　
結 『 やっぱ可愛いAぷーさん似合う！ 』

『 結芽こそー笑 お揃いにしてよかったね！ 』

　
　

　
2人でお揃いのぷーさんの着ぐるみ

着ぐるみって言っても本物じゃなくて

ほらあのーパジャマみたいなね？笑

ベランダから見える景色をバックに写真を撮る
　
　
　

結 『 もぉ〜！どーしたの！浮かない顔してさ〜 何かあった？ あ！今日あれ出たら？告白選手権！ 』
　
　
　

毎年恒例の大人気企画 告白選手権

男女問わずエントリーできて皆の前で大胆告白する

とんでもない青春企画

　
　

　
『 でーるーよ 』

結 『 え！？嘘！？ 』

『 私じゃなくて北人がね 』

結 『 え、、？』

　
　

　
私の気持ちを知る唯一の人の結芽は

口を開けたままパチパチ瞬きを繰り返す
　
　

　
　
『 昨日の夜電話きてね？ 告ろうと思うんだけどどうかな？って 』

結 『 ちょっとちょ、まって！Aに！？ 』

『 んなわけ笑 春音ちゃんだよ 』

結 『 え、んで、なんて言ったのAは、、』

『 いいんじゃん？頑張れ。うまくいくよって 』

結 『 ばか、、 』
　
　
　
　

　
だって応援するしかないじゃん？

あんなに嬉しそうに話されたらさ
　
　
　
　
　
　
　
　
　

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