かまぼこ隊とヨコハマ【鬼滅の刃】【文豪ストレイドッグス】

正直に言うと ページ22

正直に言うと俺は炭治郎、伊之助、俺の中で一番早死した。そう、死にたくないと嘆いていた俺がだ。それも鬼に殺されたわけではないという…。

うるせーな！！ ダサいって言うなよ！！ お前らのその何気ない一言が俺の硝子のハートに刺さるの！！ 分かる！？ 俺は自 殺とか怖いし痛いからしないけど君たちのその何気ない一言が傷つけるんだからねっ！！


「るせぇな紋逸。崖から落ちて死んだとか笑うしかねぇだろ」
「五月蝿いよ！！ かっこ悪いって知ってるよ！！ でもさ、修行に明け暮れてた日々で少しは休みたかったの！ 散歩がしたかったの！！ しょうが無いじゃない！！！」
「散歩の途中で崖からおっ死なれた継子はどれだけ苦労したか。てめえ、知ってるか？ てめえの葬式、継子は肩を震わせてた。権八郎が近くに言って話しかけたらどうなってたと思う？」


クリクリとした猪の目が俺を見た。
ゴクリと唾を飲み込む。


「怒りで肩を震えさせてたんだとよ。思わず権八郎も謝ったって言ってたなァ」
「ごめんね！？ 本当に情けない死因でごめんね！！？ でもなんだろう、凄くイラつく！！普段まともな事言わないくせにこんな時だけまともな事言うのすっごいイラつく！！」


俺がそう叫べば偉そうにフンと鼻息を出していた。…伊之助の頭に盥か何か落ちてこないかな。死なない程度に。

鬼殺隊の上司が居るんだから→←興味津々の顔で

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