【文スト】幹部様からの愛が重すぎて圧死しそうです。【中原中也】

１２、愛が重すぎて圧死しそう ページ15

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あの後、少し森さんと話し


二人で森さんの部屋を出た。





「えーっと、それじゃあ。案内しますね。」




無言。



返事はない。


さっき、勢いとはいえ、こんな少年。とか言っちゃったから、気まずい。




二人を静寂が包む。



廊下に鳴り響くのは二人の足音だけ。






「あの…尾崎さんの元につくんですね。」



と言うと、




中「あぁ…」



と一言だけ。





それから、また沈黙。






「あの、名前なんて言うんですか？



あ、私は米澤Aと言います。」




と、自己紹介をすると。





中「…中原中也だ。」




とまた一言。




会話が続かない。




「太宰と会ったんですよね？」



と言うと





明らかに空気が一変した。





中「あぁ？…あの糞野郎か。」




中原中也の顔に怒りの色が浮かぶ。


まって、なんでこんなに怒るの？




太宰だよ？まだ数日しか過ごしてないのにもう嫌いなの？！



私は少し涙目になりながら謝った。




「…す、すみません。」




中「いや…。別にいい。手前は悪くない。」





お、おう。


この人の前では出来る限り、太宰の名前は出さないでおこう。



と、心の中で誓った。



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毎日更新はきついかもしれません。

けれども、頑張ります。

少女A

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