No.27 大人の話 ページ27
相澤Side
相澤｢いや最初の質問がそれはキツイ｣
ミッドナイト｢そう？じゃあ二人でナニしてた？｣
相澤｢それもキツイです｣
...ミッドナイトさんの頭大丈夫かな。今改めて思ったけど。
オールマイト｢じゃあどうやって結婚してるって知ったの？｣
相澤｢コッソリ紛れないで下さいオールマイト｣
オールマイト｢良いじゃん良いじゃん。その時私いないかもだし｣
その発言に｢うっ...｣と言葉が詰まる。すると｢ね？お願い！｣と上目遣いでお願いしてくるオールマイト。いやキモいです。
...まぁ別に隠す必要は無いだろうし。
相澤｢...ました｣
｢｢｢え？？｣｣｣
相澤｢だから、キスしてたんですよ！！｣
大声で言った後ハッとして口を塞ぎ下を向く。ゆっくりと顔を上げると視界に入ったのは顔を赤くニヤニヤしながら口を抑えるミッドナイト。元から知っていたので真顔で俺を見つめるマイク。ニヤニヤと笑うオールマイト。いや誰かなんか言えよ。恥ずかしいから。
ミッドナイト｢え、待ってどっちから？？てかさっきも聞いたけどどっちがタチ？どっちがネコ？｣
相澤｢ミッドナイトさん凄いぐいぐい来ますね。そんなに男同士の恋愛に興味ありますか｣
ミッドナイト｢良いから早く！！｣
相澤｢...俺から｣
ミッドナイトの圧しに負けボリボリと頭を掻きながら答える。俺はそのまま続けていった。
相澤｢あと指輪もしてました。呼び方も変わってたし、第一は闇雲が今よりもっとイケメンになってました。本人は興味なさそうに鼻ほじってたけど。てかその前に寿司屋で｢クラスメイト全員顔面偏差値高いのになんで俺だけブスなんだ...｣って嘆いてました。俺はそれを全否定しましたけど｣
結婚してるって知った時の反応は言わないでおこう。闇雲が可愛そうだし俺が嫉妬する。マイクに言われてやっと気付いたし。
―――俺、闇雲のこと好きだって。
ミッドナイト｢闇雲くんは意外と天然なのね...あとは？｣
笑いながら聞いて来るミッドナイトに首を傾げる。あったか？他に...あ。
相澤｢例の闇雲のお母さん、男だった｣
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作者名：綾瀬凛利 x他1人 | 作成日時：2020年4月16日 20時
