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No.20 再来 ページ20
爆豪Side
何故名字が今と違うのかはわからないが、確かにその姿はあのクソビッチ、闇雲Aとそっくりだった。俺はそれを見て息を飲む。
今画面のコイツはロープに首をかけて死んだ。けど現実世界での闇雲は？とても元気だろう。同一人物？それとも赤の他人？闇雲は死なない。名前も違う。けどアイツらは闇雲を探しに来た。じゃあ...
今 、 一 緒 に い る 闇 雲 ( コ イ ツ ) は 誰 ？
そう思ったと同時にバッとスマホを奪い取られる。闇雲だ。闇雲は通学バックを肩に下げ窓から勢い良く飛び降りる。
A『ごめん。爆豪』
そう呟き落ちていく闇雲の背中に手を伸ばす。けれど闇雲は華麗に地面に着地しアイツらに着いていく。
あぁ、やっぱり闇雲は正常だ。
そう安堵した瞬間、突然眠気が俺を襲う。
恐らく闇雲の個性だろう。身体の時間を少し戻され昨日の夜にされた。眠い。
今の時刻は夜の2時。寝ても問題は無いだろう。
眠気に襲われ再度ベッドに横たわる。もんもんと考え事をしていると、ふと俺の頭の中にある疑問が思い浮かんだ。
―――そういえばアイツら、
爆豪｢なんで、こんな遅くに此処にいるんだ...？｣
けれどそんな疑問は疑問のまま、ストリと腑に落ちていく
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作者名：綾瀬凛利 x他1人 | 作成日時：2020年4月16日 20時
