【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました６【秀徳】

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高｢だっははは！www悪ぃ、かけすぎたなwww｣

緑｢涼しくなってよかったな｣

『………ふ、ふふ…っ』

私は笑みを零しながら髪をかきあげた

『では戦友諸君……戦争の時間だ！！！』

そこからは3人で水の掛け合いが始まった
さっきまで水着がどうの言っていたのにもう関係なくなった
全身びしょ濡れだ
でも今この時間が堪らなく楽しかった
年相応に遊ぶこの時間が…


高｢っだぁ〜！！ここまできたら水着とか関係ねぇな！｣

緑｢疲れたのだよ…｣

『いや〜、楽しかった〜！』

日も傾き出しいい時間帯になってきた
そろそろ戻って夕食の準備をしないといけない事を思い出した

『そろそろ帰ろっか』

高｢だな、晩飯もあるし｣

それから私達は急いで旅館へと帰った……




.




夏合宿もとうとう最終日を迎えた
ラストという事もあり一段と練習に力が入っている
私もタオルやドリンクを作りに走り回り、終わり頃にはバテバテだった

『はぁ……疲れたぁ…』

流石の私も汗だくだ
シャツで汗を拭っていると、何かが頭に被せられた

『んっ？』

緑｢シャツで拭くな｣

緑間くんがタオルを私の頭に被せたのだ

『あ、ありがと！』

緑｢………｣

『…ん？どうかした？』

緑間くんがじっと見つめてくる
私も首を傾げたまま緑間くんを見つめる
そしてようやく緑間くんが口を開いた

緑｢……よく頑張ったのだよ｣

『っ！』

緑間くんが珍しく私を褒めてくれたのだ
しかもくしゃりと頭を撫でて。
私は驚いて目を見開くが、緑間くんはそそくさとその場から居なくなった

『〜っ、ずる…ｯ』

私は不意打ちをくらい、顔が熱く感じる
今の顔を他の人に見られないよう、私も急いで片付けに入った








夕食も終わり、自由時間となった
明日は帰るだけなのである程度荷物を片付ける
時計を見るとまだ20時前

『うーん………コンビニ行こうかな…』

やることも無い為、私は財布と携帯を持ってコンビニへと向かった



『飲み物とーチョコとー………お？』

店内を歩き回っていると花火が売ってあった
私は花火コーナーの前で立ち止まり、少し考えたあと少し小さめの花火セットとライターを購入した

コンビニを出てからある人に電話をかけた


《はーい、もしもーし》

『あ、高尾くん！今暇ー？』


ある人というのは高尾くんの事だ

《おー、暇っちゃ暇！それに今真ちゃんと一緒だぜ》

『外……えっと、砂浜まで出てきて！』

《砂浜…？まぁいいや、真ちゃん連れて行くわ！》

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