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合宿も折り返し地点までやってきた
去年同様、モチベーションを保つ為に3日目は半日練習のみとなっている
それぞれ部屋で休んだり海で遊んだり
ちなみに私は部屋で休んでます
シャワーを浴びてから布団の上でゴロゴロしている
『……寝ちゃいそう…』
prrrr
うとうとしていると、携帯の通知音が鳴り響く
『ん………もしもし?』
高《もしもし?Aちゃん、今暇ー?》
電話の相手は高尾くんだった
『暇っちゃ暇だよー?』
高《じゃあさー、今から真ちゃんと海に行くんだけどどう?》
『行く(即答)』
高《流石wwじゃあ下で待ってっから!》
『おっけー!』
通話が切れると私はすぐに起き上がり海に行く準備を始めた
とは言ってもタオルと日焼け止めくらいだけど
私は荷物を持って二人の所へと向かった
『お待たせ〜』
高「おっ、来たな!」
緑「行くぞ」
外に出るとジリジリと日差しが照りつける
先に日焼け止め塗っておいて正解だったな
少し歩けば目の前に広がる海
私は一気にテンションが上がり、砂浜へと駆け出した
『海だーー!!!!』
高「あっ!抜け駆けずりぃ!」
緑「はぁ…」
流石に全身は浸かれないので足元だけにはなるが十分冷たく気持ちよかった
『わぁー!冷たい!きもちいー!』
子供のようにバシャバシャと海辺を歩く
高「水着持ってくるべきだったな〜」
緑「おい、遊びに来てる訳じゃないのだよ」
高「それは分かってっけどさ〜、夏といえばやっぱ海だろ?」
『緑間くんも入りなよ!気持ちいいよ!』
緑間くんは未だに砂浜にいて海に入っていない
私は緑間くんの所まで駆け寄り腕を引っ張った
緑「おいっ、俺は別に…!」
『せっかく来たんだからほら靴脱いで!』
緑「おいっ!分かったから脱がすな!」
緑間くんもようやく観念し、海へと入ってくれた
高「相変わらずAちゃんには甘いね〜」
緑「黙れ高尾。仕方なくだ」
『ねーねー、2人ともー!……くらえ!!』
「「ん?…うわっ!!!」」
そんな会話をしている2人に私は思い切り海水を蹴りあげ水をかけた
『あっはははは!』
濡れた2人を見てケラケラ笑っていると、
高「…Aちゃん、よくもやってくれたな…」
緑「覚悟は出来ているんだろうな…?」
『ん?…ぶっ!!』
一気に2人から仕返しをくらった
なんなら2人よりもびしょ濡れだ
頭から水が滴り落ちる
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肉巻きおにぎり(プロフ) - 夜遅くにコメント申し訳ありません、ずっと更新楽しみにしてたので、めちゃくちゃに嬉しかったです!どうかこれからも、体調に気をつけてゆっくり更新頑張ってください、本当に楽しみにしてます! (2023年2月7日 1時) (レス) id: 26e00175be (このIDを非表示/違反報告)
柚奈原(プロフ) - このお話凄く好きです!!どうか、更新してほしいです (2022年2月27日 6時) (レス) id: 8b030105a8 (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - 自分新規ですけど、このお話すごく好きです!2人が仲直りしてほしいので、更新して欲しいです… (2021年9月19日 15時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
限界突破済みヲタク(プロフ) - 超面白い、面白すぎる、、どうか、どうか更新をお願いします…! (2021年9月18日 11時) (レス) id: ec647ac5eb (このIDを非表示/違反報告)
畑ケケ(プロフ) - もう、更新の予定はありませんか? (2021年7月23日 11時) (レス) id: 94b0c6b701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めんたいこ。 | 作成日時:2020年5月14日 21時