277個目 緑間side ページ33
"『だから、私に出来ることは……こうやって傘をさしてあげる事だけ』"
"『風邪引いたら人事尽くせなくなるよ』"
"『しっかりしろ!!!!!!』"
"『私はね、緑間くんのどんな事も手を抜かず努力する所が好き』"
"『びっくりするぐらい私に優しいし、ヤキモチ妬いてくれるし、心配してくれるし』"
"『…試合してる時の緑間くんはすっごくかっこいいし、緑間くんの綺麗な手から打たれるシュートが1番大好き!!』"
まだ他にもある……
帝光時代の過ちを受け入れてくれた
誰より俺達の勝利を信じてくれていた
なにより『俺』を1番見ていてくれていた……
「本当に俺は馬鹿だな……」
ここまで言われないと分からなかったのか…
高「いやほんと馬鹿っしょ」
やれやれと言わんばかりに溜息をつく高尾
今回ばかりは何も言い返せん
「高尾、すまないのだよ…」
高「俺に謝ってどーすんの!謝るべき相手が違うだろ」
「そうだな、まずはAに謝らないと」
高「あっ、そうだ、俺がAちゃんの事好きだからって変な気使うなよ?んな事されたら腹立つし」
「フッ、そんなことする訳がないのだよ。あいつは俺のものだ」
高「うっわ、いつもの真ちゃんだわ」
もう少ししょぼくれた真ちゃん見とけばよかったー、などとほざく高尾を横目に俺はすぐにAの元へ向かうことにした
「……ん?」
カバンの上に置いていた携帯を開くとそこには黒子から鬼のような着信履歴が残っていた
高「黒子から?珍しいな、あいつが真ちゃんに電話するなんて」
緑「何かあったのかもしれん」
1番上の履歴をタップし折り返しの電話をかけた
prr黒「もしもし!!」
「うぉっ、黒子…何なのだよ」
黒「緑間くん!Aさんが…!!」
高「何がどうすれば、んな事になんだよ!!!!」
「知るか!!!!とにかく黒子と合流するのだよ!!!」
黒子からの話を聞いた時は耳を疑った
《AさんがJabberwockのナッシュに連れて行かれました…!》
高「トラブルメーカーすぎて笑っちまうわ、マジで!」
「謝罪した後は説教なのだよ…ッ!!」
俺達は黒子の待つマジバへと向かった
side end
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肉巻きおにぎり(プロフ) - 夜遅くにコメント申し訳ありません、ずっと更新楽しみにしてたので、めちゃくちゃに嬉しかったです!どうかこれからも、体調に気をつけてゆっくり更新頑張ってください、本当に楽しみにしてます! (2023年2月7日 1時) (レス) id: 26e00175be (このIDを非表示/違反報告)
柚奈原(プロフ) - このお話凄く好きです!!どうか、更新してほしいです (2022年2月27日 6時) (レス) id: 8b030105a8 (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - 自分新規ですけど、このお話すごく好きです!2人が仲直りしてほしいので、更新して欲しいです… (2021年9月19日 15時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
限界突破済みヲタク(プロフ) - 超面白い、面白すぎる、、どうか、どうか更新をお願いします…! (2021年9月18日 11時) (レス) id: ec647ac5eb (このIDを非表示/違反報告)
畑ケケ(プロフ) - もう、更新の予定はありませんか? (2021年7月23日 11時) (レス) id: 94b0c6b701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めんたいこ。 | 作成日時:2020年5月14日 21時