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結局緑間くんに謝ることは出来なかった
それどころか話しかけることさえ怖くなった
昼休み、いつもなら3人で食べていたがそんな事出来るはずもなく私はお弁当を持って教室を出た
中庭___
『………』
1人ベンチに座りお弁当を広げてはいるが全く箸が進まない
緑間くんのあの表情が頭にこびりついて離れない
『部活の時、ちゃんとやらなきゃ……』
高尾くんにああ言ったからには、自分もしっかりしないと…
不安を抱えたまま、お弁当の蓋を閉めた
放課後になり、私は体育館へと向かった
マネージャーをしている時は幾分か気が楽だった
余計なことを考えずに済むから
宮-裕｢おし、休憩！｣
宮地先輩の声にみんながドリンクとタオルを取りにくる
先輩からどんどんドリンクを渡していく
緑｢大坪、ドリンクを貰えるか｣
多｢えっ？あっ、はい！｣
緑間くんに多恵ちゃんがボトルを渡す
……私は気づかないフリをした
高｢……｣
『はいっ、高尾くん！何ボケーッとしてんの？』
高｢あ、いや…｣
『ボーッとしてると宮地先輩の拳が飛んでくんぞ☆』
宮-裕｢ほぉ？誰の拳が飛んでくるって？｣
『だからあの宮地先輩の………ﾋｪｯ』
宮-裕｢飛んでくるような事でもしたのか？あ？｣
『やだなぁ、宮地先輩じゃあるまいし…いだぁっ！！』
宮-裕｢おら練習始めんぞ！！！｣
ゲンコツを食らった所を手で押さえ痛みに悶えた
『マジで殴ることないじゃんかぁ……っ！』
涙目になりつつボトルを洗いに多恵ちゃんと水道場へと向かった
多｢あの、先輩…｣
『ん？』
多｢すみません、こんな事聞いていいか分からないんですけど……｣
『なになに？悩み？』
多｢……緑間先輩と、何かあったんですか？｣
『…っ』
ﾄﾞｷｯと心臓が跳ねる
『え、なんで…？』
多｢だって先輩達今日1度も話してないし、緑間先輩が私にドリンク貰いに来るなんて……｣
流石に分かりやすすぎたか……
『……ちょっと、喧嘩しててね』
多｢先輩達がですか…？｣
意外だと言わんばかりに目を見開く多恵ちゃん
『あはは…、でも安心して？部活には支障出さないようにするから』
そう言うと多恵ちゃんもそれ以上その話題を出すことはなかった
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肉巻きおにぎり(プロフ) - 夜遅くにコメント申し訳ありません、ずっと更新楽しみにしてたので、めちゃくちゃに嬉しかったです！どうかこれからも、体調に気をつけてゆっくり更新頑張ってください、本当に楽しみにしてます！ (2023年2月7日 1時) (
レス) id: 26e00175be (このIDを非表示/違反報告)
柚奈原(プロフ) - このお話凄く好きです！！どうか、更新してほしいです (2022年2月27日 6時) (レス) id: 8b030105a8 (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - 自分新規ですけど、このお話すごく好きです！2人が仲直りしてほしいので、更新して欲しいです… (2021年9月19日 15時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
限界突破済みヲタク(プロフ) - 超面白い、面白すぎる、、どうか、どうか更新をお願いします…！ (2021年9月18日 11時) (レス) id: ec647ac5eb (このIDを非表示/違反報告)
畑ケケ(プロフ) - もう、更新の予定はありませんか？ (2021年7月23日 11時) (レス) id: 94b0c6b701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めんたいこ。 | 作成日時：2020年5月14日 21時
