今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:49,732 hit
小｜中｜大
「過去編__何もくれなかった」 ページ32
『私はいたって何も無い家庭に産まれた…』
"何もない"家庭に…
・
・
『母さん…お腹…減った』
「……」
毎日話しかけても無視だ。私の記憶では母親の声なんて一度も聞いた事なんてない。
虐待？_____そんな"生ぬるい"のでは無い…
「…」
『母さん』
母は私に産まれた時から何もくれなかった。
愛情も
怒りも
悲しみも
何も…何もくれなかった…
＿＿父親？
父親も私に何もくれなかった
＿＿祖父母？
いない全員とっくに死んでる
＿＿兄弟？
一人っ子
＿＿友達？
いない
ずっと1人だ。
そもそも外に出た事がない。
その所為で私は…
無感情なんだろうな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
