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徐々に照明が明るくなりさわがしかった会場全体が静かになり始めステージに注目しているのが分かった。
まるでCM撮影をした時と同じような暗い照明の中、私は大きく息を吸い込んだ。
『A maizing G race, H ow sweet the s ound
T hat s aved a wret ch like me
I once w as lost, but now am f ound
T'was b lind but now I see……
音響機材のトラブルで音楽が流せないとなると、もうこれしか私は思いつかなかった。
どうかみんなの頑張りが無駄にならないようにと、それしか頭には無くて、思いのほか緊張することもなく歌えてる自分に驚いた。
短いようでとても長く感じた舞台の上、私は歌い終わり無言で頭を下げると会場からは大きな拍手と声援が聞こえてきて、一気に現実に戻ってきたような気持ちになる。
私は舞台袖へとはけるとそこにはBTSのメンバーが勢揃いしていて、みんなが驚いたような表情でこっちを見たまま黙っていた。
『あの…ごめんなさい。ジョングクさん、キャップありがとうございました。』
私はジョングクさんにキャップを渡すと彼は呆然としたままキャップを受け取った。
PD「A、裏から出ろ、車回しといたから。」
パンPDの言葉に私はくるりと向きを変えるとそれ以上何も言えないままみんなに背を向けて走り出す。
あぁ、やってしまった。
今私の頭の中はそれしかない。
1年以上隠し通したこともこれでパーだ。
みんな嘘ついていたこと、怒ってるかな。
私は用意された車に乗り込むとそのまま家へ帰宅した。
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ぶぅ - 更新楽しみです(^-^)頑張ってください！ (2018年1月10日 18時) (
レス) id: 5f8ac1065a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - たくさん更新してくださって、本当に嬉しいです！更新頑張ってください！ (2018年1月9日 20時) (レス) id: 9fe5426be1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 更新頑張ってください！応援しています。ファイティン！p(^_^)q (2018年1月9日 18時) (レス) id: 323d4fe192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonta
| 作成日時：2018年1月9日 11時
