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TH side.
HS「おーいテヒョア、こっちこっち」
金曜日の夜のせいで騒がしい店内から呼ぶ声が聞こえてホソギヒョンを見つける。狭い廊下を通って辿りついたらホソギヒョンの向かい側にナムジュニヒョンもいた。そして
JK「ヒョン、お久しぶりです」
微笑みながら軽く手を振る映像コースの後輩のジョングクがいた。本当に久しぶりだ、いつぶりだろう。
HS「ちょうどジョングガも空いてたから誘ったんだ。知り合いだよね2人」
JK「はい、僕の先輩がテヒョニヒョン大好きなんで」
「あぁ、あのしつこい人か…」
たまに舞台しかやってないのにドラマにも出ないかって誘ってくる人がいる。そのうちの1人がジョングガの先輩で隙あらば誘ってくるから正直うっとおしい。そんな気持ちが顔に出てたのかジョングガは面白そうに笑った。
JK「断り続けてたら流石に諦めると思いますよ」
NJ「お前が直接先輩に言わないのか?」
JK「面倒くさいです」
なんともジョングクらしい返答。初めて会った時からこんな感じだからもう慣れた。
HS「そういえばジミナは?来れたら来るって聞いてたけど」
「あー…」
NJ「ケンカしたな。多分…Aのこと?」
なんでこういうのはすぐ当てるのかなこのヒョンは。洞察力凄すぎて逆にいやなんだけど。
HS「もー何したのテヒョナ〜」
「なんで俺が悪いって決めつけるんですか!」
HS・NJ「「お前以外にAに迷惑かけるやついないから」」
ジミナと同じ台詞を言われて思わず肩を降ろす。
JK「何々?面白い話?」
NJ「テヒョナが同居人に迷惑かけてるって話」
JK「同居人って…もしかしてイ・A?」
HS「あれ、知ってるの?」
JK「はい、有名ですもんAさんも、テヒョニヒョンも」
ジョングクはふーん…と少し考えたような表情をした後、俺に向き直って首を傾げた。
JK「テヒョニヒョンは、Aさんのこと嫌いですか?」
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作者名:あいす | 作成日時:2019年10月4日 1時