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Jimin side.
JK「あいつ本当にムカつく」
ヘアスタイリングされてる最中、今日何度目か分からない台詞をジョングクは不機嫌そうにまた呟いた。
スタイリストさんびっくりしてるし。いきなりそんなこと言ったら困るでしょ。
JM「こら、アイドルがそんなこと言わないの」
JK「だってヌナと僕たちのこと馬鹿にしてきた、許せない」
そういって再び唇を尖らせて黙り込む。昔から素直に表情に出る子だったけど久しぶりにみた。相当頭にきてるみたい。
JM「もう終わったことなんだし気にしないほうがいいよ。ヌナも言ってたじゃん」
仕事で別れる直前、ヌナにジョングクのことお願いねと耳打ちされた。ジョングクがこういう状態になるって予測してたみたい。さすが扱いに慣れてる。
JK「そうだけど…今度会ったらギッタンギタンにしてやる」
JM「こらこら、その前に会わないようにしなってばもー」
ヌナも普段ジョングクと2人でいる時こんな感じなのかな、とふと想像してみる。いや、でもヌナも結構短気なところあるからな。さっきも怒る直前だったし。
2人が付き合うって聞いて、正直少しだけ驚いてしまった。ヌナはナムジュニヒョンと付き合うかと思ってたから。
けどヌナはジョングクを選んだ。ジョングクの恋人になった。
真面目なヌナだ、多分色々葛藤があったと思う。けどそれを乗り越えるくらいジョングクの気持ちがちゃんとヌナに伝わった。ヌナも自分の気持ちをジョングクに伝えた。それは付き合い始めてからのヌナの表情をみてすぐに分かった。だってものすごく愛おしそうな優しい表情をジョングクに向けているから。
JK「あ、ヌナからカトクきた」
見えないはずのウサギ耳がピョンと立ったようにジョングクは頬を綻ばせて素早く返事を打ち込む。本当にヌナのことが好きなのが駄々洩れだ。
JM「…あんまりヌナばっかりしちゃだめだよ」
JK「？しないよ、ヒョン達のことも好きだもん僕」
いきなりの発言で椅子から転げ落ちそうになる。仕事に集中してねって意味で言ったんだけど…恋ってここまで人を素直にさせるのか。
少しだけ、ほんの少しだけ。僕たちのヌナとマンネじゃなくなってしまったことを寂しく思いつつ、ずっと2人を見てるのもアリだなとか考えてしまった。
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舞姫(プロフ) - たまちむさん» お待たせして申し訳ございません〜泣これからは定期的に出来るようにしますのでよろしくお願いしまーす！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
たまちむ - 面白くなって来ましたね！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月6日 1時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2019年8月1日 14時
