45. ページ15
しばらくしてナムジュンと入れ替わるようにジョングクが病室に入ってきた。無言のまま椅子に座って顔を俯ける。
JK「…セヨンはあの後、警察に連れていってもらったよ。多分全部話すんじゃないかな」
セヨンちゃんのUSBの中に私のデザイン画が入ってるっていうのは実は確かじゃなかった。USBにもロックがかけられていて中身は見れなかったからだ。けど私のパソコンは外部から何かを挿入した時、それが初回の場合は必ずそれをインストールしていいかどうか確認のサインが出る。けれどジョングクがセヨンちゃんのUSBを入れた時、それが出なかった。つまり、1度は入れたことがあるっていうこと。だからもし中身なんでしたか？って聞かれたら詰まるとこだった。けど…
「セヨンちゃん噂とか流してた割にはすぐに認めたから、もしかしたらちょっとは負い目を感じててくれたのかもしれないね」
JK「だとしてもヌナを傷つけていい理由にはならないよ…まだ痛む？」
「ううん、大丈夫だよ。こんなベットで寝かせてもらってるのが申し訳ないくらい」
ジョングクの指が私の前髪をかき分けて湿布が貼ってあるところに触れる。
JK「やっぱり行ってよかったよ、なんで2人で話すなんて無茶したの」
倒れる直前に聞こえたジョングクの声が蘇る。セヨンちゃんと話すことは事前に言ってあったけれど、ジョングクに来てとは言わなかった。一応アトリエのカギは渡していたし、いつでも入ってこれるようにはしたけどまさかあんなタイミングよく来てくれるとは思ってなかった。
「私とセヨンちゃんの問題だし、ジョングクには関係ないじゃな…」
JK「関係あるよ、ヌナが関わることは全部僕にとって関係あるの」
「ちょっと強引すぎるんじゃないのそれ」
拗ねたいいように思わず笑ってしまうと、ジョングクは私の頭の後ろに手を回して額と額をくっつけた。
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舞姫(プロフ) - たまちむさん» お待たせして申し訳ございません〜泣これからは定期的に出来るようにしますのでよろしくお願いしまーす！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
たまちむ - 面白くなって来ましたね！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月6日 1時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2019年8月1日 14時
