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NJ side.
病室から出て息を吐く。Aと決別したわけじゃない。けれど何かが切れてしまった感覚がある。
Aを1番想っていたつもりだった。Aだけを愛する自信があった。
けれど前回と今回のジョングクを見て、俺はまだまだだったと思い知らされた。Aのためにすぐに動けたあいつと俺とでは、Aが必要とするときにどっちが傍にいるべきかなんてすぐ分かる。
JK「ナムジュニヒョン」
いつの間にかジョングクが戻ってきて少し離れた距離から俺を見る。背中を預けていた扉から離れてジョングクを向かい合う。
NJ「2人にしてくれてありがとな、ちゃんと話せたよ」
JK「いや…」
俺とAが話した内容が気になるのかジョングクが視線を動かしていたけど、すぐにまっすぐに俺を見てきた。
JK「僕、ヌナが好きだよヒョン。ヌナの傍にいたいんだ」
まっすぐに、俺を見て。
たったそれだけの言葉だけど、ジョングガがAをどれだけ想ってるか分かる。
同じAを好きな同士だから。
NJ「俺も好きだよ、ジョングガ。けどAは…まぁ、正直にお前の気持ちを伝えな」
何かを言おうと思ったけどやめた。まだ悔しい気持ちが残ってるのか、認めたくないのか。往生際の悪さに自分に呆れる。
NJ「A今1人で不安だろうから傍にいてやって」
なんとなくリーダーらしく年上らしくカッコつけた台詞を言うとジョングクは少し微笑んでうん、と頷いた。
JK「ナムジュニヒョンがリーダーでよかった」
…こういうこというから憎みきれないんだよな…
末っ子の素直さ爆発発言にまた苦笑しつつ、心の底では本気で嫌がってない自分がいて思わず笑ってしまった。
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舞姫(プロフ) - たまちむさん» お待たせして申し訳ございません〜泣これからは定期的に出来るようにしますのでよろしくお願いしまーす！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
たまちむ - 面白くなって来ましたね！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月6日 1時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2019年8月1日 14時
