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『BTSのスタイリスト、盗作か』


そんな見出しの報道をされてすぐ事務所に呼び出された。そして目の前に出されたのは私が書いた新曲のデザイン画。


パンPD「A、これは本当に君が書いたものかい?」


責めるわけでもなく、ただ確認をとるかのような声音でパンPDが聞いてくれる。紙にプリントアウトして出された自分のデザイン画を手に取ってみる。


「間違いなく私の作品です。ですが…」


書いたはずのサインが消されている。私のものだという証拠が。


パンPD「ある芸能事務所から訴えがあってね。なんでもこの作品がそこの事務所専属のスタイリストの作品だと主張しているんだ。それでその事務所が放送局にリークしたらしいんだが…すまないね、止められずに表に出してしまった」


「いいえ、ちゃんと管理してなかった私の責任です。所在をはっきりさせて、私の作品を取り返します」


パンPD「ああ、君のことは今までの仕事でとても信頼しているから僕たちも協力するよ。けどしばらくは仕事にでないほうがいいね」


「はい、分かってます。ありがとうございます」


優しいパンPD。私を疑っていないことが分かって内心ほっとする。


今までの舞台衣装とかを証拠としたら今回のも私のだって分かる。証拠も多分十分揃ってないだろうから、放送局にリークすることで私に、しいてはBigHitにダメージを与えようとしてるっていう魂胆も十分わかってる。


けれど


自分の作品をそれに使われた。それに私の作品は簡単にマネできるものだろうと思われている。それが悔しくて。ふつふつと湧いた怒りをなんとか抑えこみながら事務所を出る。すると


「あ、出てきた!」
「あれがコ・Aだぞ」
「撮れ撮れ!!」


来るときにはいなかった報道陣達に一斉に囲まれた。迂闊だった、顔バレしてること把握しとくべきだった。


「盗作された事実は本当ですか?!」
「もしかして今までのもしていたんですか?」
「会社はどのように責任をとるつもりなんでしょうか!!」


ぎゅうぎゅうに押されながら質問も全部聞き流す。下手に質問に答えないほうが、事務所の迷惑にならない。自分は悪いことはしていないのだから、くだらないことに答える必要はない。


けれど無遠慮に私の耳に入ってくる記者たちの声は、無意識に私の心を押しつぶしていた。



32.→



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設定キーワード:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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舞姫(プロフ) - たまちむさん» お待たせして申し訳ございません〜泣これからは定期的に出来るようにしますのでよろしくお願いしまーす!! (8月8日 21時) (レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
たまちむ - 面白くなって来ましたね!更新頑張ってください、応援してます! (8月6日 1時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞姫 | 作成日時:2019年8月1日 14時

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