転生したらⅡ代目の子孫だったんだけど、とりま憤怒の炎出たわ【XANXUS】 (ページ8)

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48話ページ8

私はディアナ。

只今からルッスーリアとの闘いが始まる。

ル「大丈夫？
私あなたのことボコボコにしちゃうわよ♡」

『望むところよ！
私、勝てる自信しかないわ！』

このやり取りが合図となり、
互いに駆け出す。

ルッスーリアは近距離戦が得意。
しかし私も苦手ではない。

先手はルッスーリア。
右腕のストレート。顔面に向けてのそれを拳銃を軽く当て軌道を変える。S&W M500は大きな反動の為に頑丈で、ルッスーリアの挨拶替わりの拳なんて屁でもない！

ル「あら？やるじゃない♡」

『なんの、これしきっ！！』

反らせたのはいいが、ルッスーリアはこれだけで止まらない。
次にくるのは左足。
これは後ろにバク転し避ける。

ル「あら？逃げるの？」

『な訳ないっスよ！！』

恐らく次は膝がくる。
それが来る前に、終わらせる。

距離を取り、構える。
足を力強く踏み込み、両腕でS&W M500をしっかりと掴みトリガーに指をかける。
この間1秒。狙うは右足。

私は力強くトリガーを、

引いた。

ﾊﾞｧｯﾝ!!!!

大きな音と衝撃。
腕にビリッと来た。が、負けはしない。

弾は綺麗に右足の膝上へ。敢えて膝上にしたのは、鋼鉄が埋め込まれているから。
弾は貫通。壁にめり込んでる。

ル「い、いやんっ！！なに、これっ」

ヴァリアー「「！？」」

全員がルッスーリアの足を見て唖然とする。
何故か…それは

ルッスーリアの足が崩れていったからだ。

私のS&W M500に使われている.500 S&W弾は、ただの弾では無い。
この弾には、嵐の炎(・・・)が込められている。
嵐の炎は、あらゆるものを「分解」する。
しかも私の炎は全て精度がいい。

分解の速さは尋常じゃない。

ル「な、何よこれ！
ギブギブ！！助けてぇ～！」

これには流石にルッスーリアもお手上げのご様子。これは私の勝ちで良いかな？

『スクアーロ！！私の勝ちでいいー！？』

少し離れたところで見ているスクアーロに声をかけると、我に返ったようで

ス「おっ、おう！！ディアナの勝ちだァ！」

『よっしゃ！』

結構余裕かも←

あ、こんなことしてる暇じゃないや。
ルッスーリア助けなきゃ！！←←

私はダッシュでルッスーリアの元へ向かう。

『ごめんなさい、ルッスーリア。
驚かせちゃった』

そう言いながら、私は晴れの炎を足に当てる。
もう足は太ももからない。
しかし、晴れの炎を当てた途端に足は再生する。
弾に込められる炎は限られてるから、
もう進行は止まってる。

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