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｢あっ Aちゃん！｣
｢っ、芹那ちゃん…｣
｢Aちゃんも借り物 出るんだ！｣
借り物競争の集合場所に着くと、
そこには芹那ちゃんがいた。
なんだろう。なんとなく顔を見れない。
｢あれ、なんか顔色悪い？｣
｢えっ…大丈夫だよ｣
｢ほんと？Aちゃんは我慢しやすいんだから。無理しないで、しんどくなったら言ってね｣
｢……うん、ありがとう…｣
芹那ちゃんは、本当に優しくて。
美人でかっこよくて いい人なんて、どれだけ完璧なんだ。
もしライバルが意地悪で嫌な人だったら
こんなに悩まずに済んだのかな。
もう考えるのもめんどくさくなっていると、
いつの間にか借り物競争が始まった。
『第1走者の黄団、�爛ぅ鵐好燭鰺�用している先生�瓩�出ました！さあ名乗り出てくださーい！！』
『赤団は�猜震逎離蕕良�のように真っ赤なタオル�瓠�！ なんとも言えない！頑張れ！！』
『なんとここで白団は�爛曠Ε��瓩澄�！
普通すぎる！ コメントしにくいぞお！！』
やけに面白い放送部の実況にみんなが大爆笑する中、私の１つ前の芹那ちゃんの番が回ってきた。
芹那ちゃんが走り出すと、男女共に歓声が大きくなる。
『おおっと青団 菅崎芹那さん！
引いたのは…�猯戮寮覆凌有瓠�！』
｢なぜ名前まで(笑)｣
芹那ちゃんを贔屓する実況に、誰かがツッコミを入れている。
芹那ちゃんの隣の席は…廉だ。
遠くのほうで、人混みを掻き分けて出てきた廉を芹那ちゃんが見つけ、手を繋いだのが見えた。
｢｢｢｢ッキャ────！！｣｣｣｣
かなり有名な美男美女２人の絡みに、
悲鳴なのか歓声なのか分からない叫びが広がる。
そのまま走って２人がゴールしたため、
いよいよ私の番が回ってきた。
なんだか力が入らない身体で走り出し、
お題が書かれた紙を手に取る。
その文字を見て、私は思考が停止した。
�犢イ�な人��
｢………え…｣
『おお！！どうやら青団 当たりが出た模様です！！内容は本人に聞いてくださーい！！』
やけに遠くのほうで放送が聞こえる。
ここにきて、様々な記憶が脳内を駆け巡った。
�爐箸蠅△┐魂兇里海塙イ�にさせるから��
�牴兇�Aちゃんで遊んだりしてない��
�狎機稿押后�健人くんのこと好きでいて��
�犲，浪狂討戮茵�芹那ちゃん��
�牋�いのは、自分の思い通りには動いてくれへん気持ちってやつ��
考えるより先に、
気づけば走り出していた。
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ゆ(プロフ) - ☆さん» わざわざご指摘ありがとうございます＾＾ 編集しておきました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
☆ - パート1→2ヶ所、パート2→2ヶ所間違い指摘したので直してもらえたら嬉しいです (2019年6月30日 13時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - ゆ な のさん» 謝らなくて大丈夫ですよ(* ´ ▽ ` *)ゆなのさんの支えに慣れて光栄です！(〃^ー^〃) (2018年3月13日 10時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - 黒髪の白雪姫さん» お待たせしてすいません( / _ ; ) いつもありがとうございます！とっても支えになります(;_;) これからもよろしくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - 白兎さん» ありがとうございます(;_;) そこまで褒めいただいて光栄です(>_<) こちらこそありがとうございました！！これからも是非よろしくお願いします。 (2018年3月4日 19時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ な の | 作成日時：2017年12月20日 22時
