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今日も純喜は美香ちゃんと一緒に登下校をするらしい。
周りの子達は「お似合いだね〜。」なんて言っている
たまにこんなことを言っている子もいる
「河野くんってAちゃんと付き合ってるのかと思った」
私もそうなりたかった、笑
でも……
美香ちゃんといる時の純喜は凄く幸せそう。
悔しいけど、ほんとにお似合いだと思う。
好きな人の幸せは喜ばなきゃね、
・
・
・
ー １ヶ月後 ー
純喜に彼女が出来てから瑠姫が少し変わった。
前より私にべったりというか、笑
瑠「Aー、今日放課後デートしよ笑」
「何デートって笑」
付き合ってもないのに、
しかも瑠姫には好きな人がいるのに。
最近はほぼずっと一緒にいる。
先生「おーい佐藤。これ3組に運びに行ってくれないか？」
え、なんで私。
まぁいっか。
「分かりました。」
瑠「A、俺も持ってくよ」
「いやいいよ笑 ほら、先生に呼ばれてるよ？」
瑠「……分かった」
そういえば3組って純喜のクラスだよね、
未だに純喜への気持ちは消えてない。
美香ちゃんと純喜が一緒にいるの見ちゃったらどうしよ。
やっぱり先生に断っとけば良かった、笑
3組に近づいていくと純喜の声が聞こえる。
声でかいからね。笑
純「ちょ、お前ほんまやめろや〜笑」
男子「2人ともラブラブすんなよ〜」
美「……笑」
はぁ、、なんでこのタイミングで、、、
純「？！ あ！Aやん！！どうしたん？」
そう言いながら私に近づいてくる
美香ちゃんはその様子をじっと見ている。
「あ、これ運びに来て……」
純「俺持つで！貸して」
「ありがとう。」
ちょっとした事でキュンとしてしまう。
純「なんかちゃんと話すん久しぶりやな〜」
「うん…」
純「？」
「私、もう戻るね。」
さっきから美香ちゃんにずっと見られている気がする。
怖い、
純「ちょ、待ってや」
腕を掴まれた
「、なに？」
純「Aさ、最近俺の事避けてない？」
避けてる……
確かに2人の姿を見たくなくて
なるべく合わないようにしていた。
「いや、別に……」
美香「 …… 」
「純喜、手、離して。」
美香ちゃんの視線が怖くて純喜に少し強く言ってしまった
純「あっ、ごめん、」
「純喜には……分からないよ………」
純「え、？A？どうゆう事なん、？」
「私、もう行くね。」
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作者名：rini. | 作成日時：2022年8月18日 12時
