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沖田視点
隊士 「伊東先生!爆破箇所から炎が出て、これ以上は危険で!!」
伊東 「電車を止めるな!止めれば近藤に逃げられる。この電車にはあの二人以外我々の仲間しかいない。電車が走り続ける限り、袋の中のネズミだ!!」
仕掛けた爆弾で敵を混乱させ、俺は近藤さんを安全な別号車に避難させる
近藤 「すまねぇ総悟。こうなっちまったのは、全部俺一人のせいだ。俺ァお前らになんてわびればいい。 トシとAになんてわびれば……。」
近藤さんの話の途中だが、思いっきり扉をしめ外から鍵を閉める
近藤 「総悟?!」
沖田 「近藤さん。大将の首取られたら戦は負けだ。ここは引き下がっておくんなせェ。」
近藤 「ふざけるな!開けろ!!」
号車と号車を繋ぐ接続部分を切り離す
沖田 「近藤さん、だから何度も言ったでしょう。アンタの悪い所は人が良すぎるところだって。
誰でも信じて疑おうともしねェ。挙句、あの伊東まで懐に抱え込んじまうたァ……。まぁ、いつかはこうなると思ってやしたがねィ。
だが、そんなアンタだからこそ、俺たちゃ集まったんだ。
そんなアンタだからこそ一緒に戦ってきたんだ。
そんなアンタだからこそ……
命張って護る甲斐があるのさァ」
そう言って伊東のいる号車へと歩き出す
近藤 「総悟!待て!おめーに死なれたら! 俺は……俺はァ…… 総悟ォォォォ!!!! 」
伊東 「沖田くん。君はもっと利口な人間だと思っていたのだが、我々全員を1人で片付けるつもりか。
近藤を逃がし1人敵陣に残り討ち死にすることで悲壮美にでもひたろうと言うのかね。だが残念だったな。 僕の計画通り近藤は死ぬ。
この戦場にいるのは、僕達だけではない」
窓の外を見ると、列車の横にはバイクに乗って沢山の浪士を引き連れた河上万斉が
沖田 「鬼兵隊か……」
俺は一息ついて口を開く
沖田 「わりーね伊東さん。実は俺も独りじゃねェ」
ドカァァァァァアンッ!!
その光景を見た伊東は目を見開く
伊東 「あれは…… ひっ……土方!!!A!!!」
【御用改めである!!!てめーら、神妙にお縄につきやがれェェェェ!!】
【オラクソ沖田テメェ団子帰せェェェェ!!!(((オメーは少し場を考えろオオォ!】
……なんか最後聞こえたが無視しておこう
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レモンモン(プロフ) - コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて嬉しいです!アプリ終了のお知らせは本当に悲しかったですが、単行本リッチ買いに挑戦してみます!亀どころかナマケモノ更新になってしまいましたが良い物を作れるよう頑張ります! (2020年5月15日 22時) (レス) id: a8518368cd (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - この作品ちょっと前から見てるんですが、すごい面白いです!銀魂のアプリ終わっちゃうの悲しいですよね…(泣)私も単行本買おうかなと思ってます笑 これからも投稿頑張ってください! (2020年5月14日 22時) (レス) id: 4df7e315c0 (このIDを非表示/違反報告)
レモンモン(プロフ) - もちもちこさん» コメントありがとうございます! 読んでくださり嬉しいです。亀更新ですが良い物を作れるよう頑張ります^^* (2020年3月25日 16時) (レス) id: a8518368cd (このIDを非表示/違反報告)
もちもちこ - おもしろいですぅ〜!!私銀魂好きで、いろいろ探して読んだ中で、これが1番キュンキュンするし楽しいです!(私は沖田さんが大好きです!)更新楽しみにしています!!!! (2020年3月25日 14時) (レス) id: 5a2e412c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霊丸 | 作成日時:2020年2月26日 13時