隊長。なぜ私はあなたの彼女になったのでしょうか Part2

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沖田視点









隊士A ｢おい、聞いたか？土方さんとAちゃんの話。無期限の謹慎処分だとよォ｣



隊士B ｢あぁ、聞いた聞いた｣



隊士A ｢局中法度を犯したってんで、伊東さんは切腹を主張したらしいが、局長や皆の意見でそれは免れたらしい｣



隊士B ｢事実上の鋼鉄だよなぁ。多分もう戻って来れないかもしれないぜ｣



隊士Ｃ ｢まぁ長いこと土方さんと伊東さんいがみ合ってたからなぁ、今回の件も、伊東の罠だって話だぜ？｣



隊士B ｢伊東の時代かァ。にしても、Aちゃん可哀想だよなぁ。あの人伊東と何にも関係ないぜ？｣



隊士Ｃ ｢いやいや、Aちゃんは土方さんに相当慕っているから同時に排除されてるって話も出てるぜ｣



隊士A ｢話によりゃァ沖田さんも伊東さんについたそうで、沖田さんとAちゃんのバカップルも終わりかねェ｣









伊東 ｢意外だったよ。沖田くん君が僕の側に着いてくれるなんて｣




そう俺に話しかけてくる伊東




伊東 ｢君らは真選組結成前からの中だと聞いていた。しかも……Aくんは恋人なのだろう？きみは土方派だとずっと思っていたよ……｣




沖田 ｢土方派……ねィ。そんなに派閥聞いた事ありやせんでした。それに、Aと別れる気は無いですぜ｣




伊東は静かに笑う




伊東 ｢賢い男だ。 望みは何かね？｣




沖田 ｢勿論、副長の座でさァ。あぁ、あとイヤホンですかねィ｣



そう告げ、部屋へと帰っていく




伊東派？土方派？そんなの知らねぇや。俺はどちらにも付かねぇ









篠原 ｢よろしいので？｣



伊東 ｢あぁ、構わないよ。副長の座くらいくれてやる｣



篠原 ｢しかしそれでは、土方とAを排除した意味が……｣



伊東 ｢篠原君。君は僕が副長の座を得たいがためにこんな事をやっているのだと思っているのかね。｣

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