ミツバ篇 13 ページ26
回想
ミツバ 「そーちゃん…… そーちゃん! 稽古の時間よ? どうしたの?いつもは勝手に早起きして道場に行くのに…… 何か嫌なことでもあった?」
総悟 「ムカつく奴がいるんです……」
ミツバ 「この間から道場に入ってきたっていう?」
総悟 「僕より後輩のくせに生意気だしタメ口だし…… あいつが来てから近藤さんもあんまり構ってくれない もうヤダ。行きたくない」
ミツバ 「そーちゃ……「沖田先輩、稽古の時間っス」 」
土方十四郎がそこに立っている。
総悟 「てめぇ!なんで家まで来てんだよ!!!」
そう総悟が突っかかると片手で総悟の頭を鷲掴みにして
土方 「近藤さんに呼ばれてきたっス。さ。行きましょうか先輩」
そういって道場へと引き摺っていく
総悟 「いだだだだだ!!てめぇっ!それが先輩にとる態度か!」
ミツバ 「クスクスクス……」
総悟 「(気に食わねぇ……)」
フリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリフリ
近藤 「ああちょっとミツバ殿オオオオ?!?!ダメでしょちょっとそんなに唐辛子かけちゃ!!何回言ったらわかるの体に障るって!!!」
ミツバ 「だって…… 美味しいんだもの……」
近藤「だものじゃないよ体に悪いよ真っ赤だものォ!!まぁったく近頃の若者は味覚がおかしい!な!トシ!」
ブチュチュチュチュ…ニュルニュル
近藤 「トオオォォォォォォシィィィィィィィ?!?!?!?! なにやってんの?!なにそれ!なに食ってんの?!?!」
土方 「味覚のIT革命や」
近藤 「なにやってんの誰のモノ真似?!それ!」
ズルズル
近藤 「ちょっと食べちゃダメだってばミツバ殿!!」
ミツバ 「口の中が郵政民営化や!」
近藤 「いや意味わかんないから!誰それ?!」
土方 「口の中がドッドッドッドッドッ…………快感♡」
近藤 「古ィから!!トシそれ古い!目も当てられねぇから!!」
総悟 「(気に食わねぇ…… 気に食わねぇやつだ)」
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作者名:霊丸 | 作成日時:2019年12月11日 16時