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第11話 ページ13

A「見て見て!これ可愛い!」

真「ふふっそうだね」

先輩も楽しんでるみたいで良かった〜

A「あ…これ……」

真「ん?どうしたの?」

A「真緒兄と喧嘩した時にいつも買ってるんだ。これを食べるとお互い素直になって「ごめんね」って謝れるんだ」

買っていこうかな…

最近冷たくしちゃってたし

A「これ買ってくる!待ってて」

僕は駆け足でレジに向かった


A「良かった〜これで真緒兄とも仲直りかな」

ちゃんと言わなきゃ

ごめんねって

ん?あれ先輩…もしかして…!!


真「だからあの子は男の子で…」

「そんな言い訳通用するかよ。あの声と見た目で女じゃねぇ?ふざけんなよ」

いやあれ間接的ナンパだ!

僕、女の子って思われてる!?

A「先輩!大丈夫!?」

真「Aくん!来ちゃダメ!」

「お!来たじゃん。ねぇねぇ俺と楽しいことしない?」

何コイツ

え、普通にキモ

A「ねぇお兄さん」

「ん?」

A「普通にキモイ」

「はぁ!?なんだよそれ!?」

下の下だな

それに先輩まで巻き込んで驚かせて…

A「あのな、お前が何処でくたばろうが正直どうでもいい。けどさぁ」

僕は胸ぐらを掴んだ

A「俺の大好きな先輩にその汚ぇ面、2度と見せるな!!」

こんなに叫んだのいつぶりかな?

でも先輩にその態度は流石にキレるよ

あの男は僕の可愛い見た目とは裏腹の声に驚いて逃げていった

A「先輩!僕先輩守ったよ〜!」

ダブルピースをして先輩に近寄る

けど先輩は僕の手首を掴んでこう言った

真「なんであんな危ないことしたの!?…なんで…!」

A「あ…ごめん……ってえぇ!??!先輩!?!ちょ、ここ外!!」

なんか先輩にだきしめられてる!?!

えぇ!?

真「Aくんが居なくなったら…!どうすればいいの!?」

そんなに僕のこと大事にしてくれたんだ

A「先輩…僕、居なくならないよ?」

真「いつまで一緒に居てくれるの?」

…!卒業しても一緒に居れる保証は無い

でも…だとしても僕は

A「僕は…先輩と居たいよ。先輩と…ずっと一緒に…」

僕はただひたすら先輩を抱きしめて励まし続けた

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ゆのん(プロフ) - 最後の言葉、感動しました。 (1月2日 0時) (レス) @page25 id: 9b31ba286d (このIDを非表示/違反報告)
みくる(プロフ) - きささん» 応援ありがとうございます!これからも頑張ります!! (7月26日 15時) (レス) id: 1e87309e28 (このIDを非表示/違反報告)
きさ - おもしろかったです (7月26日 12時) (レス) @page6 id: 319ce152af (このIDを非表示/違反報告)
きさ - これからも頑張ってください、応援してます (7月26日 12時) (レス) @page2 id: 319ce152af (このIDを非表示/違反報告)
みくる(プロフ) - 7さん» そう言って貰えて嬉しいです!司くんのお話は女主人公にしようと考えているのでぜひ作品が出来たら見てくださいね! (2022年12月2日 22時) (レス) @page26 id: 1e87309e28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みくる | 作成日時:2022年11月8日 1時

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