彼にスイッチが入るとき

＊＊＊＊＊＊＊＊YG ページ26

.







強引に奪うとか 本当はしたくないし
ましてや気になってる女だぞ？

でも触れると離れられないのが男で…







「…ﾝｯ…や、」

YG「…ｯﾊ」




俺の胸を押して
なんとか離れようとしてるんだろうけど
力が入ってない




「や、だ…、//」

YG「…んな顔すんなｯ…」

「ｯ…」


何度も何度も
Aの唇に吸い付く

我慢出来なくて
苦しいからか Aの口が開いた瞬間に
舌を入れた






「ﾋﾞｸｯ」


舌を入れた瞬間
ﾋﾞｸｯと跳ね上がるAの肩


絶対男慣れしてねーな…


必死になってついてくるAの姿が
可愛くて愛しくて





欲しくて堪らなくなった俺は

涙が出てるAに気づかなかった









.

.

.

.


YG「………A？」

「…ﾝ」

YG「…嘘だろ、」




気づくとAの事を押し倒してキスしてた俺

ﾊｯと我に帰った俺の前には
疲れ果てて寝てしまったAの姿



YG「…ごめんな」

「…」





涙が伝った跡がある…

ｽｰｽｰ寝息を立てて寝てる
Aの髪を優しく撫でた


何やってんだ俺は…

ただの欲求不満じゃねーか、、



ふと周りを見渡すと
ラグの上にスヤスヤと寝てるﾎｿｸとﾊﾆの姿


良かった、、気づかれてねーよな


Aを抱き起こしてソファーに寝かせた




YG「…」




無防備なんだよ、バカ。

もしあのままキスだけじゃ終わらなかったら…


考えただけで自分が怖くなる





" 好きでもねー奴にキスなんかしねえよ "

って

つまりはお前の事が好きだって言ってんのに
何でこいつは分かんねーの？




YG「…鈍感。」




Aの寝顔を見てると

俺もすぐに眠くなって夢の中へと入ってしまった。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊→←＊＊＊＊＊＊＊YG

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す