今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:49,603 hit
小｜中｜大
53 ページ11
真っ白な世界
回りを見渡すが何もない
言葉通り何もないのだ
俺は...連れ去られたはず
俺、しんだのか？
ぞんざいに扱われて最期は真っ白な世界かよ
....
もう一回会いたかったな、
高木....
高「....！....くん！伊野尾くん！」
姿は見えないのに高木の声が聞こえる
あぁ、そうだ
高校に友達なんか一人もいなくて、俺の価値なんてなにもなかった日々から救ってくれたのは高木だった
少しだけだったけど高校生らしいことできてよかった
有「伊野ちゃん！」
八「ねぇ！」
大ちゃんと光くんの声もする
こんな俺と友達になってくれてありがとう
嬉しかった
「ありがとう、高木
光、大ちゃん」
真っ白な世界で涙を流した瞬間、まぶしい光に包まれた
そして
もう一度目を開けたとき
ぼんやりとしていたが
確かにそこには
薮先生に支えられながら泣いている高木たちがいた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 407人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫*依望 | 作成日時：2019年6月6日 21時
