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『えっと、その…これは…今まで迷惑と心配をかけちゃったお詫びと…今さらだけど歓迎会のお礼と…私の、気持ちです…よ、良かったら食べて…？』
「そんなの全然いいのに！」
でも食べる！美味しそう！とみんなはもう待ちきれない様子で料理を見つめている。
『あ、これ、お皿！みんなどんどん食べちゃって…！あ、ケ、ケーキもあるからっ…！』
「「「いただきます！！！」」」
「わーい！お腹空かせて帰ってきた甲斐があったあ！」
「え、これうま！！やば！！」
「ケーキもあんのかよ！？」
私が言った瞬間にみんなは目の前に並ぶ料理に笑顔で口に運んでいく。
「Aちゃん！大変だったでしょう！」
『へ、あ、麗日さん…ううん、みんなの事考えてたらあっという間に作り終わっちゃって…』
へへ、と少し照れながら笑う。
本当に。
少しも大変なんかじゃなかった。
寧ろ楽しくて…
って。
麗日さん？
どうしてそんな驚いた顔して見てるの？
え、おーい。
『麗日さん？』
ぼーっと私を見つめる麗日さんの目の前で手を振れば
ハッとする麗日さんにどうしたの？と聞く。
「えっ、あ、Aちゃんの笑った顔！初めて見た気がしたから！ご、ごめんね、ジッと見ちゃって！」
笑った顔…？
思えばそうかもしれないなあ…
爆豪の前では何回か笑った事あったけど、みんなの前ではなかったかも…
いや、決して楽しくなかったからとかじゃなくて…
『そ、その…今までは緊張のが勝ってたのかもっ…』
「そうなん？」
『う、うん…』
今までもし変な事言ったらどうしようだとか。
みんなと喋るのに緊張していて表情筋はがちがちだった気がする。
今は緊張というより…
みんなといれる事が嬉しくて。
正直、ゆっるゆるだ。
「可愛い！」
『へ、』
「笑うともっと可愛い！」
『そ、そんなっ…』
可愛いだなんて！！
私が！？
ありえないよ！？麗日さん！？
カァ、と熱くなった顔を隠すように両手で顔を覆う。
「えっ、何々！どうしたのAちゃん！」
『あ、芦戸さん…』
「Aちゃんは可愛いって話してたの！」
『え！？いやっ、』
「可愛いよ！？」
『ちょっ…可愛くないって…、』
「ええ、でも男子にも人気なんだよ？知ってる？」
『そ、そんなわけっ…』
「あるんだよ！」
芦戸さんも麗日さんも赤くなっていく私にお構いなしに可愛いを連呼する。
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麗葉 - 途中まで同士！って思ってたのに途中から爆豪くんといちゃつきやがって！もっとやって下さい← (6月16日 1時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 檸檬さん» 一気読み…！！そう言っていただけですごく嬉しいです（ ; ; ）！読んでくださりこちらこそありがとうございました！！ (2021年11月14日 21時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 今日読み始めて最後まで読みました〜！もうとてもとても最高でございました……ありがとうございます(尊) (2021年11月14日 19時) (レス) @page50 id: 790fd21cd2 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - ＠たまふさん» わーっっっ！！！嬉しすぎるお言葉です…！！きっかけだなんて！！ありがとうございます！！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
＠たまふ - この小説、ヒロアカにハマったきっかけなんですよね… (2021年2月1日 15時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
