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「好きな人には触れたいと思うものさ！いいかい？恋愛感情の好きってものは難しいけれど意外と単純なもの、難しく考えれば考える程分からなくなってしまうよ！」
『単純な…、』
「ドキドキしたりその人の事を考えたり、その人のそばにいたいと思ったり、触れたいとそう思うのならそれはもう愛さ！」
『あ、い……、』
「そう！だから君自身の気持ちに少しでもそういう気持ちがあるのなら！自信を持って！」
『え！？あ、青山くん！？え、ちょっ、』
「じゃあね！頑張るんだよ！」
青山くんはそう言うと、クルクルと回りながら。あっという間に消えてしまった。
…………不思議な、人だ。
あ、でも。そういえば麗日さんが言ってたっけ。
青山くんって意外と鋭いから、気をつけた方がいいとか…なんとか…。
それにしても。
………自信を、持つ、かぁ…
もちろん、
爆豪の事が好きっていう気持ちはあるんだけど…
この前から広がり続けるこの変な気持ちは何なんだろう…
この変な気持ちと爆豪を合体させると、
心臓が止まりそうになるし
異常に爆豪に触れたくなるんだよね…
『……、』
怒鳴る爆豪、
怖い顔の爆豪、
言葉にはトゲがあるし意地悪だけど
優しい爆豪、
思い出すと。
……………なーんか、会いたくなっちゃった。
でも、そういえば今日は用事があって帰りが遅くなるって言ってたような…、
『……………ちぇ、』
つまらない、と心の中で呟いて。
私はテーブルに突っ伏し…
いつの間にか眠っていた。
「…………い、」
『……ん、』
「…おい、こんな所で汚ねぇ寝顔晒してんじゃねぇ」
『………ん？ばくご？』
「…んだよ」
『…ふぁ、おかえり』
「…………あぁ、」
『…ん？何だっけ、爆豪の夢見た気がする』
「……」
『えっと………確か……私が爆豪に……………あり得ないくらいに、そりゃあもう引くくらいに好き好き言ってる夢』
「……キメェ」
『そんな事言って本当は嬉しいくせに』
「あぁ！？嬉しかねーわ！！！どうせ夢だろうが！！！」
『…え、何それ爆豪。どうせ夢だろって…可愛い、何コレ心臓痛い。病気！？』
「……チッ」
青山くんのおかげ…？で気持ちを自覚しかけてる私………に気付いたのはあと数日経ってからの話。
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麗葉 - 途中まで同士！って思ってたのに途中から爆豪くんといちゃつきやがって！もっとやって下さい← (6月16日 1時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 檸檬さん» 一気読み…！！そう言っていただけですごく嬉しいです（ ; ; ）！読んでくださりこちらこそありがとうございました！！ (2021年11月14日 21時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 今日読み始めて最後まで読みました〜！もうとてもとても最高でございました……ありがとうございます(尊) (2021年11月14日 19時) (レス) @page50 id: 790fd21cd2 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - ＠たまふさん» わーっっっ！！！嬉しすぎるお言葉です…！！きっかけだなんて！！ありがとうございます！！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
＠たまふ - この小説、ヒロアカにハマったきっかけなんですよね… (2021年2月1日 15時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
