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「ごちそうさま!」
「ごちそうさまでした!」
『ごちそうさまでした』
食事が終わり、手を合わせた私は食器を片付け始める。
「あぁ、すまない。俺も…、』
煉獄さんもいつもみたく、手伝ってくれようとする。
だけどそれは、「煉獄さん!私とお話ししましょう!」そんな彼女の声によって遮られた。
…まあ、煉獄さんはいつもそう言ってくれるけど最終的には大丈夫だと押し切って休んでもらってる。だからいつも通り。気にしない。
彼女の名前はりこ。
年は私と同じくらいで、可愛らしく、私とは逆のタイプの、とても明るく元気な子みたいだ。
そして…
「煉獄さんは好きな女性のタイプとかあるんですか?」
すごく素直で、真っ直ぐな子らしい。
私が気になった事とはこの事。
煉獄さんがりこさんを連れてここへ来た時も、
煉獄さんが湯浴みから戻ってきた時も、
今も。
ずっと煉獄さんにくっついていて、やっぱり可愛い女の子は自分の可愛いを知っているらしくて…煉獄さんより低い位置から煉獄さんを覗き込むと上目遣いで見上げている。
「特にはないな!」
「えぇ〜そうなんですか?私とかどうです?」
そんな二人の会話を背にして、私は食器を片付けにその部屋を出る。
多分、あの子煉獄さんの事が好きなんだろうなぁ…
そりゃそうだ。
煉獄さん優しいしかっこいいもん。
好きにならないはずがないよ。
いくら私でも、恋心などは知識としては知っている。
よく喧嘩する両親を見ながら、子供ながらに思っていた。
……私は、こんな風にはなりたくない。
何ならそんな風になるのならずっと一人の方が楽だなんてね。
『さ、早く終わらせちゃおう』
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まあり(プロフ) - まゆさん» 嬉しいですーっ!読んでくださりありがとうございます!最後までぜひよろしくお願いします! (2021年3月6日 7時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 煉獄さんかっこいい、、、最高!!!!更新楽しみにしてます!頑張って下さい!応援しています!(*^^*) (2021年3月5日 21時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 明日香さん» すみません!修正してきました!教えてくださりありがとうございます! (2021年3月3日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 33話の次が26話ですか? (2021年3月3日 18時) (レス) id: c2c1adce1e (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 凪子さん» わーっっ!!ぜひぜひ最後までよろしくお願いします!ありがとうございますー! (2021年3月3日 16時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあり | 作成日時:2021年2月23日 21時