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『しっ…しのぶさんっ…、』
「どうしたんです？」
「おーおー本当にビビりじゃねぇか！地味だなぁ！」
…また鼻で笑われた？
失礼な人だ。
「Aちゃん、そんなに隠れなくても大丈夫ですよ」
『無理です(生理的に)』
「だーが、顔は派手だなぁ！良い女じゃねぇか！」
何なのこの人。
貶すの？褒めるの？私はこの人に向けて一言も言葉を発していないし何ならその人の方すら見ていないのに「俺は神！名前は宇髄天元様だ！」なんて変な自己紹介をしている。
「Aちゃん、ほら、挨拶は？」
『……』
「…Aちゃん？」
宇髄さんをガン無視している私を見かねて、しのぶさんは圧を強めにそう言う。声は優しいのに怖い。
『……』
「……」
『…………………Aです』
ゴオオォ、というしのぶさんの圧に耐えきれず、顔は上げずしのぶさんにくっついたまま小さな声でそう言えば宇髄さんはさっきとは違い大きな笑い声を上げた。
情緒不安定か何かですか。
何がそんなに面白かったんですか。
もう構わないでほしくてしのぶさんに回していた腕に力を込めた時。
「煉獄さん、戻って来ましたよ」
頭の上からそんな声が聞こえて思いっきり顔を上げると厠から戻って来た煉獄さんの姿が…
『煉獄さん！』
私は待ちきれず、立ち上がると小走りで煉獄さんの元へ。
駆け寄った私を見て、煉獄さんは「うむ！」と頷くと頭に手を乗せてくれて。
一瞬で安心感に包まれる。
席に戻れば甘露寺さんは「キュンキュンしちゃうわ！」なんて頬を染めていて、宇髄さんは「煉獄にすっげー懐いてんじゃねぇか！」と気味の悪い笑みを…
あ、いや、にやにやとこちらを見ていているが、私は煉獄さんという壁の後ろに隠れてシャットダウン。…しようと思ったのだが。私はある事に気付く。
…視線……
すごく視線を感じるんだけど……
穴が開きそうなくらい痛い視線…
『……』
「……」
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まあり(プロフ) - annkoさん» あああっ貴重な睡眠時間をっ…！？お礼を言っても伝え切れないです…！ありがとうございます！！お仕事、頑張ってください！！ (2021年3月29日 16時) (
レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
annko(プロフ) - あれから睡眠よりも続きを！…と、全て読破させていただきました！午前中の仕事に若干支障が出ています(笑)。でもそれよりも、もうニヤニヤして最高の時間でした…煉獄さん本当にかっこよすぎです！更新楽しみにしています(^^)頑張ってください！ (2021年3月29日 12時) (レス) id: 0cc2afaf00 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - annkoさん» annkoさんはじめまして！あああっ…お暇がありましたらぜひぜひ読んでみてください！コメントありがとうございます…！嬉しいです！！ (2021年3月29日 7時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
annko(プロフ) - こんばんは！はじめまして！素敵なお話をありがとうございます(^^) 煉獄さん…本当かっこよすぎて！お話の展開もとても好きです(^^)続きを全部一気に読みたいです！更新頑張ってください(^^) (2021年3月28日 23時) (レス) id: 0cc2afaf00 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - まゆさん» わーーっ！！！嬉しいです！コメありがとうございます！とても励みになります〜！ (2020年12月26日 16時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年11月29日 19時
