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楽しそうな景色。 ページ11

《A side》






「アバハウスって、本当の?」







(エイジ)「逆に偽物のアバハウスって何?笑」






と、話している間に着いたらしい。








「で、でかい。」





ちょっと、家が大きくてびっくりした……かも。









(エイジ)「みんなーー!!specialguest!!!!!!」









「お、お邪魔します」






(ツリメ)「う、お、うぇー!!!??」








(そらちぃ)「マジで!!!」





(リクヲ)「ぎょーーーー!!!!!!ぎょぎょぎょ」






皆すごく驚いている。何だか、懐かしい。






(エイジ)「みっくん続けなよ、」









(ツリメ)「や、やぁ赤木桜。僕はペニーツリメ。君の事ならなーんでも知ってるよ?」








「は、はい。」









(ツリメ)「だから、お悩み相談屋さんをしているんだ。何か悩みはあるかい?」







「え、えーっと、」








悩み…………







(エイジ)「悩み、ある?」









「あ、あるに、決まってるじゃない。」








(ツリメ)「ど、ど、どんな悩みだい?」








「わ、私……」









(ツリメ)「うん。」








「昔、あ、高校時代の時、友達と悲しい別れ方をしたんです。」








(ツリメ)「どんな別れ方?」









「友達から姿を消したんです。だから、私が今、このような仕事をしてるって知らなくて、最初の方は、二度と会わない。会いたくない。なんて思ってたんです。」







(そらちぃ)「そうなんだ……初耳。」







(リクヲ)「当たり前でしょ、初耳って親しい友人が驚いて言うセリフだけど、」









「会いたくないって思っても、やっぱり、やっぱり、」









あ、ヤバい。泣いちゃう。どうしよ、










一生懸命、上を向いて涙を堪えていると、ふわっと暖かいものに包まれた。









(エイジ)「大丈夫。大丈夫だから___泣いていいんだよ。」





とぎゅっと抱きしめてくれた。






「う……うっ、うぅ……ズッ……」









(そらちぃ)「ちょ、エイジ!何してんの!」









(リクヲ)「赤木さん、大丈夫ですか?エイちゃん離れなさいよ!」









皆はこう言って心配してくれる。でも、私はこれが落ち着く。ほかほかする。









「私、……会いたかった。会いたかったんだよ。皆に……」









(ツリメ)「赤木さん?」






「桜木Aで……再開したかったのに……私は…」

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アバリス - あずまさん» どうしたんじゃー? (2019年3月23日 10時) (レス) id: ee0beeb221 (このIDを非表示/違反報告)
あずま(プロフ) - あ"ーーーー (2019年3月17日 20時) (レス) id: 40fd5da7d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あずま | 作成日時:2019年3月3日 22時

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