床ドン状態 ページ7
吹雪「君達も狙っているのかい？Aちゃんの事」
タツヤ「勿論さ」
アフロディ「あんなに可愛い子、野坂くんには勿体無いからね」
3人が話していると、野坂が丁度通りかかってきた。
野坂「アフロディさん、何が僕には勿体無いのですか？」
アフロディ「野坂くん、耳が良いんだね」
野坂「Aは渡しませんよ」
吹雪「妹の恋を応援するのがお兄さんの仕事じゃ無いのかな？」
野坂「僕は過保護ですから」
タツヤ「Aちゃんはどうなのかな。野坂くんに束縛されて、嫌なんじゃ無い？」
野坂「嫌でも良い。僕はAの側に居たいだけだからね」
4人は火花を散らすようにバチバチと見つめ合った後、怖い位の笑みを浮かべながらそれぞれ去っていった。
ーーーーー
「ふぅ……。やっと終わったー」
私が仕事を終えた頃を見計らったのか、悠馬くんがゆっくりと歩いてくる。
野坂「ねえA」
「なあに？」
野坂「Aは僕と兄妹って事、嫌？」
(嫌……？今までそんな事、考えた事も無かった。)
私がその事を伝えると、悠馬くんはにっこりと笑った。
野坂「そう、良かった」
悠馬くんは歩き出した。私はそれに慌ててついていった。
ーーー夕食後、私はお風呂に入り、タオルを肩にかけて歩いていた。ドライヤーの順番を決めるじゃんけんに負けてしまったからだった。
？「A、何をしているんだ？」
この声はーーー振り返ると、やはり豪炎寺さんがいた。
豪炎寺「髪の毛、濡れているじゃ無いか。風邪引くぞ」
「あっ、ごめんなさい。」
私は素直に謝った。すると豪炎寺さんが私のタオルを取り、私の髪を拭いていく。私がいきなりの事に戸惑っていると
豪炎寺「Aの髪、綺麗だな」
と耳元で囁いてくる。
私がドキドキしていると豪炎寺さんは急に手を止め、私の肩の上に手を置いた。
「ご、豪炎寺さん……？」
私は恐る恐る後ろを向く。すると肩を押され、バランスを崩してしまった。
「きゃっ！」
私は倒れそうになったが、豪炎寺さんが手で私の背中を支え、優しく傍にあった長椅子に押し倒す。
……所謂床ドン状態になっていた。豪炎寺さんの右手が私の頬に触れる。
豪炎寺「怖いか？」心なしか声がいつもより低く感じる。
ち、近い……！そう思った瞬間ーーー
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氷の疾風(プロフ) - アインツバル(家のパソコン)さん» おおー。すっっっごく嬉しいです！！これからも更新頑張っていきます！！ (2019年10月20日 0時) (
レス) id: 61b7fc8a8d (このIDを非表示/違反報告)
アインツバル(家のパソコン) - うおぉ、すっっっごい俺得な神作品を見つけてしまった…！作者様の文才が羨ましいですね……これからも応援してます！ (2019年10月19日 21時) (レス) id: ae0283035e (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 氷の疾風さん» お返事ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2019年9月3日 19時) (レス) id: 9f238923bb (このIDを非表示/違反報告)
氷の疾風(プロフ) - のあさん» 好きと言って頂けてとても嬉しいです！ご期待に添えられる様頑張ります！ (2019年9月3日 13時) (レス) id: 61b7fc8a8d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 好きです！楽しみにしてます！ (2019年9月2日 21時) (レス) id: 9f238923bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の疾風 | 作成日時：2019年6月22日 16時
