3話 ページ4
…コツ…コツ…
『ん…』
…ここは…
多分処刑室。さすがにそうだよな。
私は辺りを見渡した。
逃げ出せそうな所はない。窓すらない。
私は、足や手を結ばれた状態。
ら『起きた？天性の暗殺者さん？』
…青国の王だ。彼は、私に冷たい目ではなく。
【悲しそうな眼をしていた。】
『…何故私をその場でころさなかったの？』
私は、質問した。
すると。
き『なんでコイツをころさなかったんだ？らっだぁ』
……らっだぁ？あだ名なのか？まぁ関係ない。
この人は、副王。確か暗殺者のプロフェッショナル
『ホントよ。早く殺してくんない？』
そう言うと王さんは、私に近ずいてきた。
ら『君は…』
【殺さない。】
私も、副王の人も驚いた。普通は殺しにかかった人を殺すだろう。
き『は？正気か？らっだぁ！』
ら『正気だよ彼女はフリーの暗殺者。役に立つし』
き『そういう問題じゃ…』
副王を無視して、私に問いかけてきた。
ら『どうする？君。このまま死ぬか。生きるか』
…答えは1つだ。
【生きたいです。】
理由は、私の両親を殺した。【復讐】をしたい。
それだけだった。
ら『よし！仲良くしような！【天性の暗殺者】さん！』
彼は明るく振舞った。でもその後ろは冷たい目をした。副王の人が。
『……どうも。でも1つ教えてくれない？』
【何故、私を生かしたの？
他に別の理由があるんでしょ？】
彼も、後ろの彼も驚いた。
すると。口を開いた。
ら『じゃあ…』
【その依頼してきた人を
教えてくれるなら教えるよ】
『分かりました。教えます。』
ら『……ならいいよ。解いてあげて。』
と周りの兵士に頼み。王と副王はその場を後にした
そのやり取りは、一方は問い詰めていたが。
王は、気にもせず。
顔を顰め、やはり。
【悲しそうな顔をしていた。】
その奥にも。
【怒りが見えていた。】
私は、1つ大事なことを思い出した。
私。
【あなたの両親を殺した。】
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しとぽん(プロフ) - かなづきさん» 落ち着いたら更新しますね！ (2020年8月17日 12時) (
レス) id: 3f9b39489b (このIDを非表示/違反報告)
かなづき - り、リプ返ありがとうございます、、ぐすっ、、しとぽんさんの作品よずぎるぅ、、、次の作品もたのしみれずぅ、、(泣) (2020年8月15日 19時) (レス) id: e181100514 (このIDを非表示/違反報告)
しとぽん(プロフ) - かなづきさん» ありがとうございます！ (2020年8月15日 18時) (レス) id: 3f9b39489b (このIDを非表示/違反報告)
かなづき - ねぇぇぇぇ！！めっっっちゃいい話泣きそう、、、うわぁぁあん！！ (2020年8月15日 0時) (レス) id: e181100514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しとぽん | 作成日時：2019年8月12日 20時
