真剣SUNSHINE 【 tk × in 】 (ページ16)

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俺の作ったハンバーグの形にケチつけながら(笑)
伊野尾くんが

ぱくっ

とかぶりつく。

伊「うっまあ！」

美味しそうに目を細めて笑う伊野尾くんに

きゅんとした。

あざといところも好きだけど、

こういう自然体な彼の笑顔が俺は大好きで、

この笑顔のために、

なんでもしてあげたくなる。

伊「ごちそうさまでした。」

あっという間に平らげた伊野尾くんが、

口にソースを付けて、俺の食べる姿を眺めている。

それ、わざとかよ！(笑)

髙「ついてるよ。」

伊野尾くんの顔を引き寄せると、口元にキスをし
ぺろっとソースを舐めた。

伊「わっ、…。」

伊野尾くんは、顔を真っ赤にしてうつむく。

ったく、他の人の前でそんな可愛いことすんなよ、…。

うつむく伊野尾くんの頭をポンポンと撫でた。

髙「先にシャワー浴びてきなよ。」

伊「いや、…後片付けは俺がやるから。」

髙「いいから。ほら、俺のでい？」

タオルと部屋着を渡した。

伊野尾くんは戸惑いながら風呂場に向かった。

シャワーの音がかすかに部屋に届く。

後片付けをすませていると、
髪を拭きながら伊野尾くんが戻ってきた。

白い肌が火照って、なんとも色っぽい。

っ、ヤバい…。

逸る気持ちを抑える様に、冷蔵庫からビールを出せば
伊野尾くんの頬に当て

髙「これ飲んで待っててよ。」

伊「ひゃっ、冷たっ！ …ありがとう。」

伊野尾くんが両手で缶を受け取る。

ちょっと冷静になろ。

部屋を出て風呂場に向かった。

まだ熱気が残る風呂場でシャワーを浴びながら、

目を閉じた。

でも、頭ん中は伊野尾くんでいっぱいで、

心もカラダも鎮まりそうにない。

さっと汗を流し、タオルを腰に巻いて部屋に戻ると、

窓を開けて、伊野尾くんが夜風にあっていた。

その後ろ姿は、夜空から舞い降りた天使の様だった。

髙「伊野尾くん、？」

後ろから声をかけると、真っ赤な顔をした伊野尾くんが振り返り、

伊「髙木ぃ、…酔ったみたい。」

と俺にもたれかかってきた。

もう無理…、

俺の理性は一気に吹っ飛び、強引に唇を塞いだ。

何度も角度を変えつつ、求める様にキスをしながら、

俺の右手は伊野尾くんの体をいやらしく這っている。

伊「っん、ぁ、…たかきぃ、。」

吐息混じりで俺の名を呼ぶ伊野尾くんが、

俺をますます興奮させる。

髙「ベッド行こ、」

担ぐように伊野尾くんを抱えて、寝室に向かった。